赤いりんごに、くちびるよせて…。
11月29日未明、我々の元に連絡が入った。どうやら、Appleストア表参道の様子がいつもと違うという。何が起こっているというのか。何かの前触れなのか…。我々は急いで表参道へ向かった。そこで目にしたものとは…?
Appleストアのロゴマークが、赤い!
Appleストア表参道の前にたどり着いた我々は、しばし呆然とした。なんと、店内にあるあの神々しく光るAppleマークが、赤くなっているのだ! 一体これはどういうことなのだろうか。店内にいる、やはり赤いポロシャツを着たショップスタッフに尋ねてみた。
あ、この赤ですか? 実は明日からワールドエイズデーということで、その啓蒙のために店舗内を赤強めにしているんですよ。
とのこと。どうやらワールドエイズデーの一環ということらしい。
世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)は、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。(引用元:厚生労働省)
そういえば、ガラスの壁には(PRODUCT)REDのシールとメッセージが貼られているし、店内も心なしか赤い製品が目立つような気がする。
Appleの主な(PRODUCT)REDの製品は、iPhone 13シリーズとそのケース、Apple Watchとそのベルト、AirTag用ケース、Beats Solo 3 Wirelessヘッドフォンなどがある。スタッフは主な(PRODUCT)RED製品をトレイに乗せて見せてくれた。
そのスタッフの胸元を見ると、そこには(PRODUCT)REDのバッジが。これは欲しい…。もちろん関係者以外はもらえないようだが…。
(PRODUCT)REDのApple製品を見てエイズについて考えよう
ひとしきりAppleの(PRODUCT)RED製品を堪能した我々は、編集部へ戻ってきた。いつもは「赤くてかっこいいなー」くらいの認識だった(PRODUCT)REDだが、ワールドエイズデーについて考えるよい機会となった。
店舗が赤く染まっているのは、都内では銀座、新宿、表参道。それ以外は福岡天神、心斎橋。
これからAppleストアに訪れる予定のある人は、ぜひ真っ赤なAppleマークを、そして(PRODUCT)RED製品を見て、エイズについて今一度考えてみるといいだろう。
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科学&テクノロジー
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