百貨店のノードストロム<JWN>が前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく下回った一方、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しは35%超の増収と従来予想を据え置いた。
決算を受けて株価は失望売りが強まっている。アウトレットの「ノードストローム・ラック」での不十分な在庫計画が第3四半期の収益を圧迫したと述べている。ホリデーシーズンに向けて取り組むことに取り組んでいるという。
会社全体の売上高はパンデミック前より1%下回ったが、ラック部門は8%下回った。手元にあるハイエンドの割引商品が不足していることが一因。ハイエンドの割引商品は買い物客をブランドに引き付ける一部となっている。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.39ドル(予想:0.55ドル)
・売上高:35.3億ドル(予想:34.6億ドル)
・粗利益率(調整後):35.1%(予想:34.9%)
(通期見通し)
・売上高:35%超に据え置き
・EBITDAマージン:3~3.5%(従来:約3%)
(NY時間09:53)
ノードストローム<JWN> 23.07(-8.86 -27.75%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。
からの記事と詳細 ( ノードストロムが決算受け大幅安 ラック部門の不十分な在庫計画が収益を圧迫=米国株個別 - みんかぶFX )
https://ift.tt/3DQwYuD
0 Comments:
Post a Comment