クリックテック・ジャパン株式会社(以下、Qlik)は24日、NECパーソナルコンピュータ株式会社(以下、NECPC)が、Qlikの最新ソリューション群を導入したと発表した。NECPCでは、リアルタイムデータを用いて俊敏な意思決定と行動を実現するための経営基盤として利用しているという。
NECPCでは、基幹情報システムから得られる各種のデータを日次処理し、製品の生産・販売・サポートに活用してきたが、前日とはいえ、過去となったデータの分析では不十分なため、リアルタイムデータの利活用が急務だったという。また、部門間・個人間でデータリテラシーにばらつきがあり、誰もが使いこなせるデータ分析ツールの導入も課題だったとのこと。
そこで、すでに実績のあったBIツール「QlikView」によるSAPデータ分析環境を刷新し、最新のセルフサービスBIツール「Qlik Sense SaaS」と、リアルタイムデータ統合製品「Qlik Replicate」、「Qlik Compose」をサプライチェーン関連部門へ採用した。
これにより、従来の1日前のデータではなく、30分ごとに更新される、ほぼリアルタイムのデータが利用可能になり、より俊敏な意思決定と行動を行えるようになった。また、Qlik Sense SaaSの拡張知能とCatalog機能により、ユーザー自身によるデータ分析が容易になったため、データ利活用の裾野を部門内の全員に広げることも計画している。
なおNECPCでは、こうしたビジネスのあらゆる側面の“今”を把握できるアクティブインテリジェンスを、生産部門から全社へ展開するとともに、部門間のデータ共有を進める考え。さらに、さまざまなデータを組み合わせて活用できるデータレイクの導入も視野に入れていくとのこと。
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