
笠間市立病院は過剰な飲酒による健康リスクを減らそうと、県内3か所目となる、飲酒量を減らすためのカウンセリングなどを行う専門外来を開設しました。
笠間市立病院に15日、新たに開設されたのは、「飲酒量低減外来」です。
過剰な飲酒は、がんや内臓疾患、それに認知症などのリスクにもつながるとされていて、そうした健康リスクを減らそうと設置されました。
外来にはさっそく、事前に予約をした患者が訪れ、診察を受けていました。
病院によりますと、県内で減酒を目的とした外来が設置されるのは、3か所目だということです。
診察には体のさまざまな症状や病気を総合的に診ることができる専門医「総合診療医」があたり、飲酒習慣や呼気のアルコール濃度、採血の結果などをもとに患者ひとりひとりに最適な飲酒量を設定します。
そして、患者が目標の飲酒量まで減らすことができるよう、定期的なカウンセリングや投薬などで中長期的に支援します。
また、重度のアルコール依存症が疑われる場合は専門の医療機関の受診を勧めるということです。
笠間市立病院の稲葉崇副院長は「総合診療医が地域のかかりつけ医として診ることができる。飲酒量が心配な方は気軽に相談してほしい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 笠間市立病院に「飲酒量低減外来」開設 |NHK 茨城県のニュース - nhk.or.jp )
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