神奈川県内の山で、去年1年間に遭難した人はこの10年間で最も多くなりました。
新型コロナウイルスの影響で遠方への旅行を控え近場の山に登る人が増えたためとみられ、警察は安全な登山を心がけるよう呼びかけています。
神奈川県内には、標高1252メートルの大山や標高1567メートルの丹沢山など、首都圏からアクセスがよく日帰りで登山を楽しめる山が多くあります。
神奈川県警によりますと、去年1年間にこうした県内の山で遭難した人は176人でこの10年間では最多で、北海道、長野県に次いで全国で3番目に多くなりました。
年齢別にみると70歳以上が49人と全体のおよそ3割を占めて最も多く、50代と60代がいずれも33人、40代が25人などとなっています。
およそ8割が下山中に遭難していて、疲れ切って歩けなくなったり、予定よりも時間がかかり日没後に道に迷ったりするケースが多いということです。
新型コロナウイルスの影響で遠方への旅行などが控えられた結果、首都圏から多くの人が訪れて遭難する人も増えたとみられ、神奈川県警は体力にあった無理のない計画を立て、十分な装備を用意するなど安全な登山を心がけるよう呼びかけています。
からの記事と詳細 ( 神奈川の山岳遭難 10年間で最多 コロナで登山者増か|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB )
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