米Microsoftは4月15日(現地時間)、Webブラウザ「Microsoft Edge」に、子供が安全にWebを使えるようにするための「キッズモード」を発表した。まずは米国のWindowsおよびmacOS向け英語版で提供を開始した。
最も厳格な追跡防止モードに設定されており、検索エンジンは、検索しても成人向けのテキスト、画像、動画が表示されない「Bing Safe Search」が表示される。子供に人気のある70のWebサイトのリンクが用意されているが、保護者が他のWebサイトを追加することもできる。子供が許可されたサイト以外を開こうとするとブロックされ、画面には「まず、近くにいる大人にこのWebサイトを開いていいかどうか聞いてください。このサイトを頻繁に開くのであれば、設定に追加してもらうようお願いしてください」と表示される。
キッズモードに切り替えるには、画面右上のプロファイル画像をクリックして表示されるメニューで[キッズモードで参照する]を選ぶ。初めて選んだ際に、年齢範囲を選択する画面になり、5〜8歳か9〜12歳のいずれかを選ぶ。キッズモードから通常モードへの切り替えは右上のアイコンをクリックし、デバイスのパスワードを入力する必要があるので、子供は(パスワードが分からなければ)勝手にモードを変更できない。
キッズモードのテーマは変更できる。DisneyやPixarとの提携で、「アナと雪の女王」「ファインディング・ニモ」「カーズ」などの壁紙も選べる。向こう数カ月中に、さらにテーマを追加していく計画だ。
Microsoftは、子供がキッズモードを終わらせてしまわないようにする最善の方法は、パスワードなどでブロックすることよりも、キッズモードに留まりたいと思わせることだと考え、楽しいキャラクターや親しみやすい言葉で操作できるようにしたとしている。
まだ日本では使えないが、日本語のヘルプは用意されている。
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