Googleが8月4日に発表した、廉価版のPixel端末「Pixel 4a」。発売前にレビューする機会を得たので、短い期間ですが試用してみた印象を紹介します。
廉価版のPixelシリーズは、2019年にPixel 3aとPixel 3a XLが発売されましたが、今年はPixel 4aの1機種のみとなりました。画面サイズは5.81インチで、5.7インチのPixel 4よりも大型化。しかし、Pixelシリーズとして、はじめてパンチホールカメラを採用したことで、上側ベゼルが細くなりました。
これにより、筐体サイズは144 x 69.4 x 8.2mmとコンパクトに。Pixel 4と比べると、横幅こそ0.6mm増えていますが、縦方向では3.1mm小さくなっています。Pixel 3aとの比較では、縦方向に7.7mm、横方向に0.7mmも小型化。
Pixel 3aは、Pixel 3やPixel 4と比べて安価ではあったものの、サイズが大きくなっており、小さい端末が欲しい人にとっては悩ましい状態でした。しかし、Pixel 4aなら、そんな悩みも無用になります。
ただ、パンチホールになったため、Pixel 4で採用されていたSoliレーダーは非搭載。顔認証も非対応になり、指紋センサは背面に搭載されています。
なお、おサイフケータイにも対応。FeliCaマークはありませんが、指紋センサ付近にアンテナがあるようです。
背面の見た目はPixel 4とよく似ていますが、カメラは1220万画素(f/1.7)の単眼仕様。望遠こそないものの、仕様自体はPixel 4のメインカメラと同じもので、光学式手ぶれ補正にも対応しています。
最近の4800万画素や6400万画素、3眼や4眼は当たり前なミドルクラス市場からすると、インパクトはありませんが、そこはPixel端末。Pixel 3から対応している超解像ズームに対応するほか、Pixel 4で話題になった夜景モードも利用でき、単眼でもそれを気にせず写真撮影を楽しめます。
流行の広角撮影に対応していないのが残念ですが、それ以外の部分では、これで十分ではないかと思います。
そのほかの仕様は、SoCがQualcommのハイミドル向けSnapdragon 730。RAMは6GB、ストレージは128GB。バッテリー容量は3140mAh。製品には18W対応のUSB-Cアダプタが付属していました。
指紋センサは背面に搭載し、顔認証には非対応。Pixel 3aやPixel 4に搭載されていた握って操作するActive Edgeも非搭載です。
また、Pixel 3やPixel 4では省かれている3.5mmジャックは、Pixel 3a同様に上面に搭載しています。音楽視聴にはやはり有線だという人にとってはうれしい仕様でしょう。
なお、SIMトレイはシングルですが、別途eSIMにも対応。物理SIM+eSIMのDSDSで利用可能です。
AnTuTuのスコアは278676と、イマドキのハイミドル端末らしい結果です。3Dグラフィックを多用したゲームは厳しいかもしれませんが、普段使いで困ることはなさそうです。
筐体サイズはPixel 4よりも小さくなり、それでいて大画面に。FeliCaも搭載し、カメラ性能も十分です。カラーバリエーションがブラックのみで、価格は4万2900円(税込)。防水に非対応なのがやや残念ではありますが、激戦区のミドルクラス市場の中にあって、有力候補としてオススメできる端末だと感じます。
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