[国連 25日 ロイター] - ロシアと中国は25日、国連安全保障理事会で、パレスチナ自治区ガザにおける戦闘の「人道的な一時停止」を求める米国主導の決議案に拒否権を発動した。ロシアが提出した対案も採択に必要な票に届かず否決された。
米国の決議案は、ガザにおける人道支援を可能とするために戦闘の一時的な停止を要請していた。採決では10カ国が賛成したものの、アラブ首長国連邦も反対票を投じ、2カ国が棄権した。
一方、人道的な停戦を求めたロシアの決議案に賛成したのはロシア、中国、UAE、ガボンの4カ国のみで、9カ国が棄権、米英は反対した。
決議案採択には少なくとも9票の賛成に加え、常任理事国5カ国が拒否権を発動しないことが必要。
安保理では先週にも、ロシアの決議案に十分な賛成が集まらず否決されたほか、ブラジルが提出した案に米国が拒否権を行使した。
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