[北京 18日 ロイター] - 中国国家統計局が18日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年比4.9%増加した。伸び率は第2・四半期の6.3%から鈍化したものの、市場予想の4.4%を上回った。
前期比伸び率は1.3%となり、第2・四半期改定値の0.5%から加速した。こちらも予想の1.0%を上回った。
国内消費の伸びも加速し、このところの景気回復が政府の通年成長率目標の達成に十分な勢いを維持している可能性を示唆した。
ここ数カ月の一連の政策措置により、中国経済は安定化の兆しを見せ始めているが、長引く不動産危機などが持続的な回復にとってリスクとなっている。
政府は2023年通年の成長率目標を5.0%前後に設定している。
同時に発表された9月の鉱工業生産は前年比4.5%増加し、8月と同水準の伸びとなった。ロイターがまとめたアナリスト予想の4.3%増を上回った。 もっと見る
9月の小売売上高は5.5%増加し、8月の4.6%増から加速した。アナリスト予想は4.9%増だった。
1─9月の固定資産投資は前年同期比3.1%増加、予想は3.2%増だった。1─8月期は3.2%増だった。
1─9月の不動産投資は前年同期比9.1%減と、1─8月の8.8%減より大幅な落ち込みとなった。 もっと見る
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