本格的な登山シーズンを迎え警察は、登山計画書の提出や十分な防寒対策をとることなど山岳遭難に注意するよう呼びかけています。
福岡県警察本部によりますと、去年1年間に福岡県内の山で起きた山岳遭難は54件、70人にのぼり、件数と人数ともに過去10年間で最も多くなりました。
このうち16人がけがをして、2人が死亡しました。
遭難した人の数を月別に見ますと▼5月が12人と最も多く、▼次いで8月が8人、▼1月と7月、11月がそれぞれ7人となっています。
また、原因別では▼道に迷ったケースが48人と最も多く、▼次いで「滑落」が7人、▼「転倒」が6人などとなっています。
警察によりますとことし、県内の山で遭難した人は4月24日現在で、17人に上っています。
コロナ禍でアウトドア人気が高まって以降、遭難件数も増えていて、ことしの大型連休中も登山を楽しむ人が多くなるとみられ、警察は、低い山を含めて登山の際には▼連絡先や登山ルートを書いた「登山計画書」を事前に警察署などに提出するほか、▼体力や経験などに応じた無理のない登山計画を立てること、▼晴れていても急な天候の変化に備えて雨具や防寒具など十分な装備をすることなどを呼びかけています。
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