Saturday, July 16, 2022

米ミサイル駆逐艦、南沙諸島付近で再び「航行の自由」作戦「過剰な海洋権益の主張に立ち向かう」 - ニッカンスポーツ

米海軍第7艦隊(神奈川県横須賀市)は中国が領有権を主張する南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島付近で、現地時間16日にミサイル駆逐艦ベンフォールドが「航行の自由」作戦を実施したと発表した。13日に続く作戦となり、声明で「世界中で過剰な海洋権益の主張に立ち向かう」と強調した。

第7艦隊は中国、ベトナム、台湾がこの海域で「違法な海洋権益を主張している」と指摘。「南シナ海沿岸国の航行と上空飛行、貿易などの自由に対して深刻な脅威を与えている」と批判した。

同時に、一部の国が国際法で認められた以上の権益を主張する限り「米国は全ての国に保障された海洋の権利と自由を守り続ける」と強調し、今後も航行の自由作戦を続ける考えを示した。(共同)

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