
【ワシントン=船越翔】米バイオ企業アテア・ファーマシューティカルズは19日、スイス製薬大手ロシュと開発中の新型コロナウイルス感染症の経口薬(飲み薬)「AT―527」について、臨床試験で十分な有効性が確かめられなかったと発表した。この経口薬は、ロシュ傘下の中外製薬が日本での承認申請を目指している。
発表によると、軽度~中程度の患者を対象とした中期段階の臨床試験で、投与後に体内のウイルス量の明確な減少が認められなかった。一方、基礎疾患があり、重症化リスクが高い患者には一定の効果がみられたという。ロイター通信によると、今回の結果に伴い、後期の臨床試験が少なくとも半年は遅れる見通しだ。
経口薬では、今月11日には米製薬大手メルクが「モルヌピラビル」の緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請している。
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