「マンチェスター・ユナイテッドは成功の過程にある。監督がロッカールームの雰囲気を変え、チームは明るくなった。このまま継続すればいい」(ペーター・シュマイケル)
「十分な陣容が整った。いずれタイトルを獲れるだろうから、監督にはもう少し時間を与えてもいいんじゃないかな」(ガリー・ネヴィル)
ふたりのOBはオーレ・グンナー・スールシャールに対し、呆れるほど甘かった。
同じOBでも、リオ・ファーディナンドのスタンスは異なる。
「今シーズンも無冠に終わったら、責任は免れない」
いや、もはや一刻の猶予も許されない。リヴァプール戦は成熟度と戦略・戦術に絶望的な大差を見せつけられ、0-5の惨敗。スールシャール体制の3年がどれほど無意味だったか、全世界に醜態をさらした。
「Ole Must Stay」(オーレ、辞めるなよ)
リヴァプール・サポーターのチャントがオールド・トラッフォードにこだました。屈辱に耐えかねたユナイテッド・サポーターの多くが試合終了を待たずに家路を急いだのだから、クラブ史に残る汚点といって差し支えない。
なぜ4-2-3-1にこだわるのか、コンディションが整っていない主力に無理強いし、ドニー・ファン・デ・ベークやファン・マタにチャンスを与えないのか。36歳になって運動量が低下したクリスチャーノ・ロナウドの1トップでもプレッシングを選択するのか。とにかく、なにがしたいのか、さっぱり分からない。
デイヴィッド・モイーズ、ルイ・ファン・ハール、ジョゼ・モウリーニョと、ユナイテッドを知らない監督が相次いで失敗。したがって、クラブのレジェンドでもあるスールシャールの招聘は、妥当な人選に思われた。
しかし、彼は名伯楽サー・アレックス・ファーガソンの薫陶を受けたにもかかわらず、チームマネジメントがあまりにも支離滅裂だ。
ウェストハム戦、ビジャレアル戦、アタランタ戦と、加速するような結末を迎えながら、結局は元の木阿弥。スールシャールはなにも考えていないし、先週金曜の当コラムでもお届けしたように、変わろうとしていない。
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