[フランクフルト 2日 ロイター] - ユーロ圏の銀行監督を担う欧州中央銀行(ECB)銀行監督委員会のエンリア委員長は2日、信用力が低い企業に行われるレバレッジドローンや株式関連デリバティブなどで過剰なリスクを取っている銀行の監督を強化する計画だと明らかにした。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中でも、長年にわたる低金利と株高で銀行がリスクに貪欲になっているとし、ローン担保証券の発行、株式スワップ、負債を抱えた顧客への融資が盛んになっていると指摘した。
「リスクの高まりの具体的な兆候は、レバレッジドローンや株式関連のデリバティブといったリスクの高い資産分野で明らかになっており、監督強化の必要がある」と述べた。
また、パンデミック対策の支援策が終了したり、投資家がインフレ加速を期待し、利上げを要求し始めた場合、こうした高リスクの投資は終わりを迎えると警告した。
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