全国的に危険な暑さ 北海道は午前からすでに35℃超え 初の熱中症警戒アラート発表
2021年07月28日10:44
きょう28日は、台風8号が宮城県に上陸。東北は大雨に警戒が必要な一方、北海道や西日本など晴れている所は、最高気温35℃以上の猛暑日続出となりそうです。北海道は午前9時台からすでに35℃を超え、初の熱中症警戒アラートが発表されています。こまめに休憩や水分をとり熱中症に厳重な警戒が必要です。
北海道 初の熱中症警戒アラート
きのう(27日)は最高気温が旭川で36・2度まで上がり、統計史上1位の暑さに。また旭川は26日、27日と2日連続猛暑日となり、これも統計開始以来初でした。きょう(28日)も猛暑日になると、3日連続で35℃以上で更に記録更新となりそうです。旭川は最低気温が日本記録のー41.0℃なので、振れ幅が大です。
きょう(28日)はオホーツク海側を中心に、きのう(27日)よりさらに気温が上がり、道内各地で湿度も高くなりそうです。オホーツク海側には北海道として初めての熱中症警戒アラートも発表となりました。時間を決めた積極的な水分補給や、適切な冷房の使用を心がけ、昼前後の外出はなるべく避けるなど、万全の熱中症対策をとって下さい。
西日本・東日本も危険な暑さ
熱中症警戒アラートが、沖縄の八重山地方、鹿児島県(奄美地方除く)、大分県、熊本県、長崎県、福岡県、山口県、高知県、北海道の網走・北見・紋別地方に発表されています。
熱中症に厳重警戒
① 身の回りの気温や湿度、暑さの指数を確認しましょう、tenki.jp「熱中症情報」でも確認できます。室内でも気温や湿度をチェックし、適度にエアコンを使って、涼しくしてください。
② 特に熱中症になりやすいのは、高齢者や子ども、障がい者の方々です。そんな方々には、3密(密集、密接、密閉)を避けながら、周囲の方からも「こまめに水分補給をして」「なるべく涼しくして」「体調に変化は?」など、積極的な声がけを行ってください。
③ エアコンなどが設置されていない屋内、及び、屋外での運動や活動は、中止や延期などを検討しましょう。また、不要・不急の外出は、できるだけ避けてください。
④ 「新しい生活様式」における熱中症予防のポイントは3つ。「暑さを避ける」「屋外で人との十分な距離(2メートル以上)が保てる場合は、マスクを外す」「こまめに水分補給をする」です。これらの「熱中症予防行動」を、普段以上に実践してください。
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