【モスクワ共同】ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスの諮問機関は7月31日、老朽化が進む国際宇宙ステーション(ISS)のロシア側の区画の状況を検討した結果、継続使用は「追加リスクが生じる」と指摘し、これに代わる新たなステーションをつくる必要があるとの提案をまとめた。ロスコスモスが同日、声明を発表した。
新設のステーションは、月探査や火星への飛行、宇宙科学技術の改革を実現させるとして意義を強調。ただ、ロシア独自のものになるか、ISSの一部となるのかは決まっていない。ISSのロシア区画の使用は2028年までに終了する。
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