佐竹敬久・秋田県知事は19日、全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部のウェブ会議に出席した。国から各自治体へのファイザー社製ワクチンの供給が7月以降、急減する見込みだとして「ぜひ予定通りお願いしたい」と求めた。
佐竹知事は発言後、取材に対し、「国から先週、必要量の半分程度しか応じきれないと(言われた)。国の方ができるだけ早くということで、せかせてやっているが、スピードアップしたら今度はファイザーがない」と苦言を呈した。会議ではこの点について、ほかの知事からも要望が出ており、提言には同社製ワクチンの必要量を十分に確保することが盛り込まれた。
自治体での集団接種をめぐっては、河野太郎・行政改革相が11日、ファイザー社製を用いる個別接種の回数が増えて供給不足が見込まれることから、集団接種にモデルナ社製を充当する考えを示している。佐竹知事はモデルナ社製の使用について「(ファイザー社製と)取り扱いが違うから、同じ会場で2系統使うと大混乱になる」と話した。(高橋杏璃)
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