東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長が25日、定例会見を開いた。開催準備のため来日した国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のジョン・コーツ委員長が23日、競技会場の有明体操競技場を視察した際、新型コロナウイルス対策のプレーブック(規則集)では避けるように記載されているハグで数人がコーツ氏を出迎えたり、橋本会長自身も十分な距離を取らずにコーツ氏に顔を寄せて会話していたとの指摘があった。
自分たちで守れないルールを選手たちにどうやって徹底させるのか、と厳しく問われた橋本会長は「非常に気をつけなければいけないと思っている。当日はマイクやイヤホンの状況があまり良くなくて声が聞こえにくかったので、近くで声を聞いてしまった。すぐに指摘を受けて離れなければいけなかった」と説明した。
15日に来日したコーツ氏は3日間の隔離を終え、行動制限を受けながら活動中。競技場の席に座って説明を受けた際は橋本会長もコーツ氏と間隔を空けていたが、歩いて視察した際は距離が近くなる場面も見られた。「(ルールを)徹底してほしいとお願いする以上、主催者の方がよりしっかりした行動管理をしないといけないと改めて思っている」と話した。組織委の高谷正哲スポークスパーソンはマイクとイヤホンについて事務方の不手際と認め、「お詫び申し上げる。会長に対しても申し訳ありませんでした」と謝罪した。
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