会場となったのは、フィオラノのコース横に開設されたばかりのGTスポーティング・アクティビティー部門という特別な場所だ。当日まで伏せられていたモデル名は「812 コンペティツィオーネ」であると発表された。
発表イベントでは、まず812 コンペティツィオーネがサーキットを数周し、ダイナミックでハイパフォーマンスな走りをとおして、視聴者に車両のフォルムを存分に披露。フェラーリを象徴する自然吸気V12エンジンのあの紛れもないサウンドを響かせた。
ホットラップが終わると、チーフ・マーケティング&コマーシャル・オフィサーのエンリコ・ガリエラによって新モデルが正式に披露され、続いてサプライズとして、エクスクルーシブなタルガバージョン「812 コンペティツィオーネ A」が発表された。「A」は「アペルタ」、つまりオープントップを意味している。
いずれのモデルもひとたびステアリングを握れば、公道でもサーキットでも、ドライバーは車両との一体感を感じられるだろう。どれほど複雑な動きを求めても、操作に対する瞬時のレスポンスと完全なコントロールが保証されているとフェラーリは断言する。ステアリングを握る最高の楽しさとドライビングの興奮をどんなスピードでも味わえるのは、新しい独立式の四輪ステアリングの恩恵であり、並外れた敏捷性とコーナリングの正確性を実現してくれる。
この2台は、極めて限られたコレクターやエンスージアストに捧げられるモデルとして限定生産となり、812 コンペティツィオーネは999台、812 コンペティツィオーネ Aは549台を予定しているという。イタリアでの価格は812 コンペティツィオーネが499,000ユーロ、812 コンペティツィオーネ Aが578,500ユーロ(日本での価格は未定)となっている。
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