Tuesday, December 8, 2020

便利で安全! 選べる! 高コスパ! デル・テクノロジーズの「PCバックパック」がお勧めな訳 - ITmedia

 テレワークが普及すると、「デスクワーク」を行う場所は企業のオフィスに限られなくなり、自宅やサテライトオフィスなど、さまざまな場所でノートPCを使う機会は必然的に増える。

 ノートPCは高価だ。持ち運びが多くなると、故障や破損のリスクは高まる。それを極小化するためには、持ち運びに使うバックパック選びにもこだわりたい。しかし、「ノートPC対応バックパック」というくくりで探してみると、選択肢が膨大すぎてどれを買ったらいいのか分からなくなることが多い。

 また、ノートPCの持ち運びを想定していても、“配慮”までは行き届いておらず、十分なクッション性(耐衝撃性)や防水性能を備えないものもある。かといって、ガッチリとしたカバンでは、重すぎたり使いにくかったりと、普段使いに不向きなこともある。何にせよ、必要に駆られて慌てて買ったものの、後で後悔するという事態は避けたい。

 そこで注目したいのが、デル・テクノロジーズが提供するPC用バックパックだ。ビジネスシーンにおけるノートPCの運用を知り尽くした同社が提供するだけあって、十分な保護性能を備え、機能性も高い。それでいて、価格が手頃で魅力的だ。

 “知る人ぞ知る”存在である、デルのバックパックをチェックしていこう。

デルのバックパック デル・テクノロジーズのバックパック。用途や目的に応じて多彩なラインアップを用意している

なぜ“PC用”のバックパックがいいのか?

 そもそも、ひと言で「ビジネスバッグ」といっても、背中に背負う「バックパック」や、手で持てる「ブリーフケース」など、多くのタイプが存在する。利用者によって好みは分かれるだろうが、重量のあるPCを携帯するにはバックパックタイプがお勧めだ。

 昨今は、新型コロナウイルスの流行もあり、手を洗ったり消毒したりする頻度も増えた。両手が自由に使えるバックパックタイプなら、手洗いや手の消毒もスムーズに行える。ブリーフケースタイプのバッグを選ぶ場合も、肩掛け用のバンドが利用できると同じように使える。

 また、先述の通り必ずノートPCの持ち運びを想定したバッグを選びたい。想定していないものと比べると、保護性能に差が出るからだ。「サイズ的にが入るから」と、手持ちのバックパックでノートPCを持ち運ぼうと考えたことがある人もいるかもしれないが、耐衝撃性を考慮していない製品では、不意の落下や、満員電車での押し潰しなどでノートPCに不具合を生じかねない。

 ノートPC用にデザインされたバックパックであれば、衝撃や圧迫に対する対策も十分に行われている。雨水のリスクに関しても、製品によってはある程度は予防できる。

バッグの選び方 昨今の情勢を考えると、PCバッグは背中に背負えたり、肩掛けにできたりするものをお勧めする。もちろん、ノートPCの持ち運びを想定したものを選びたい(写真は「Dell Premier ブリーフケース 15」)

 バッグ選びの際には、耐久性以外にもビジネスシーンを想定した使い勝手も確認しておきたい。例えば、「収納ポケットの配置が工夫されていて、書類や筆記具などをスムーズに取り出しやすい」とか、「小さいポケットが外側に複数用意されているため、頻繁に使う小物を取り出しやすい」といった所をしっかり確認しよう。

 出張機会の多い人にとっては、キャリーケースのプルアップバーに固定できるストラップの有無なども、後々の使い勝手に響いてくるポイントだ。その他、背中に接する面が通気性の高いメッシュかどうかも、夏季に汗蒸れを予防する上で重要なポイントなので、意識的にチェックしたい。

背中の当たる部分 バックパックの背中が当たる部分の構造も、夏の暑い時期には重要だ。汗を多くかく人は、メッシュ素材のものが好ましい(写真は「Dell Premier スリム バックパック 15」)

デル・テクノロジーズのPCバックパックは選択肢が多い

 デル・テクノロジーズが提供するPCバックパックで注目したい製品は、大きく2系統に分かれる。ビジネスユーザー向けの「Pro(プロ)」と、同じくビジネス向けの最上位ブランド「Premier(プレミア)」だ。

 両シリーズともに、携行のしやすさを重視した「スリム」という派生モデルがあり、Proにはバックパックとしてもブリーフケースとしても使える「ハイブリッド」モデルも用意されている。豊富なラインアップからニーズに応じた選択ができることはもちろん、コストパフォーマンスの良さにも改めて注目しておきたい。

 直販サイトでの価格は、15型までのノートPCなどを収納できるサイズの「Pro スリム」が4300円(税抜、以下同)、「Pro」が6100円、「Pro ハイブリッド」が7500円だ。同じく「Premier スリム」が9200円、「Premier」が1万500円となっている。ビジネスリュック市場では、2〜3万円を超える製品も少なくないことを考えると、どれもかなり手頃といえる。

 さらに、この価格帯でも3年間のメーカー保証が付属しているので、安心して使えることも見逃せない。

デル・テクノロジーズ デル・テクノロジーズのバックパックは、ラインアップが豊富だ

 ちなみに、今回紹介するバックパックは、全て自然環境に配慮して作られた「EcoLoop(エコループ)」対応の製品でもある。

 バッグのコンパートメントの内部に、自動車のフロントガラスから由来する「PVBプラスチック」を加工して作られた繊維を使っている他、繊維の染め上げ工程を変更することで環境負荷(河川の汚濁)を大幅に抑制している。

コーティングプロセス バックパックのコンパートメントの内部には、自動車のフロントガラスから回収したPVBプラスチックから作られた繊維が使われている
染料 繊維の染め上げは、繊維として押し出される前段階で行う
効果 これにより、染料の廃液の量を約90%削減。その上、二酸化炭素の排出量やエネルギーの消費量も削減できた

オールラウンダーなら「ハイブリッド」一択

 どんな利用シーンにも対応できるオールラウンドなバッグが欲しいなら、「Dell Proハイブリッド ブリーフケース バックパック15」が狙い目といえる。

Dell Proハイブリッド ブリーフケース バックパック15 Dell Proハイブリッド ブリーフケース バックパック15(ショルダーキャリングストラップ装着時)

 このバックパックは、バッグ上部にある持ち手を使えば縦長のバッグ、側面にある持ち手を使えば横長のバッグとしても使える。さらに、付属のショルダーキャリングストラップを取り付ければ、ショルダーバッグとしても使える。

 3通りの持ち方を簡単に切り替えられるわけだ。

肩バンド 肩バンドを引っ張り出すと、バックパックとして使える
しまった様子 肩バンドは、使わない場合にしまっておける

 寸法は約29(幅)×14(奥行き)×45(高さ)cmとスリムで、重量は約1.1kgある。容量は約19Lだ。

 内部の収納も充実している。A4用紙を折りたたまずに収納できる大きめの収納ポケットを4つ備え、背中に接する部分に面ファスナーで開閉する薄いポケットがある。このポケットはバックパックスタイルで使う際の肩バンドを収納する際に使うものだ。

 PCメーカーが手がけるバックパックだけあり、ノートPCの収納スペースには緩衝材がしっかりと詰まっている。メインスペースの表側には、薄めのポケットも備えている。上部の取手付近と、表面にもやや小さめのポケットが1つずつある。

 バックパックとして使う際は、左側面にゴムバンド付きのポケットに折り畳み傘やペットボトルを収納できる。

ペットボトルを収納 バックパックスタイルで使う場合は、折り畳み傘やペットボトルを収納できるポケットを利用できる

 特筆すべきは、ポケット内部のデザインが工夫されていることだ。

 例えば、内ポケットの多くは、収納口を斜めに配置している。バックパックスタイルでも、ブリーフケーススタイルでも、出し入れをしやすくするための工夫である。

 また、PCを収納するポケットは、メインスペースの内ポケットからケーブルを引き込める。内ポケットにUSB Power Delivery(USB PD)対応のモバイルバッテリーを入れておけば、移動しながらノートPCの充電が行える。

切れ込みから引き込む メインスペースの内ポケットからPC収納スペースへとケーブルを伸ばせる構造になっている。モバイルバッテリーでノートPCを充電しながら移動できる
EVAフォーム PC収納スペースは、EVAフォームによってしっかり保護されている

 同バッグの表面は、耐水性保護素材で覆われている。小雨程度の雨水であれば、浸水のリスクもほとんどない。バックパックとして背負う際に背中に当たる部分と、肩ベルトの内側には、メッシュ素材が使用されているため、通気性も良好だ。

 キャリーバッグのプルアップバーを通すためのベルトも備わっており、出張や旅行時の活躍も期待できるだろう。

持ち運びやすさ重視なら「Premier スリム」がお勧め

 電車通勤で最低限の荷物を携帯するなら、「Dell Premier スリム バックパック 15」にも注目したい。

 こちらも寸法は約30(幅)×14(奥行き)×43(高さ)cmとスリムである。しかし、大きな収納スペースはノートPC用のポケットとメインスペースの2つだけで、他には小さめのポケットを表面に2つ備えるだけだ。容量は約15Lとなる。

 Pro ハイブリッド比べると、使い勝手的にはミニマムといえる。しかし、肩バンドの厚みなどを考慮に入れると、ブリーフケース的な運用をしないなら、こちらの方が快適に使える。

Dell Premier スリム バックパック 15 Dell Premier スリム バックパック 15は、王道の“バックパック”スタイルだ
肩バンド スリムなデザインだが、肩バンドは厚みのあるしっかりとした構造に仕上がっている

 構造的な特徴としては、メインスペースに設けられた小物用のポケットが挙げられる。ここにマウスやスタイラスペン、筆記具などを収納しておけば、すぐ取り出せる。また、先述のProハイブリッドと同様に、メインスペースの内ポケットからノートPC収納ポケットにケーブルを引き込めるようになっている。もちろん、はっ水加工を施した外装や、キャリーバッグ用のストラップなども備えている。

内側の取り出しやすさ メインスペースの内ポケットは、収納したものを取り出しやすいように配慮されている
引き込む様子 メインスペースの内ポケットからノートPC収納ポケットにケーブル類を引き込める構造となっている

 他のシリーズと比べると、ハイエンドのPremierシリーズはノートPCの収納ポケットに使われる緩衝材のデザインがやや異なる。

 ポケットの底面と側面にEVAフォームの緩衝材が配置されているのはProハイブリッドシリーズと同様だが、ポケットの収納口のファスナーに沿うように、追加の緩衝材が入っているのだ。この緩衝材は厚みを確保する上でも役立っており、満員電車内での圧迫対策にもなっている。

 ちなみに、ファスナー部分の引き手が樹脂製でなく革製になっているなど、ディティール面でも“プレミア”感が演出されている。

荷物が多いなら「Premier」も要検討

 先述の2つのバックパックはスリムなデザインが特徴的だった。しかし、出張など荷物が多くなった際には、もう少し容量の大きなバックパックが欲しくなる。

 そんなニーズに応えられるバックパックが、「Dell Premier バックパック 15」である。寸法は約30(幅)×19(奥行き)×43.5(高さ)cmで、スリムよりも5cmほど厚みが増すが、容量は約21Lと収納力も増す。

Dell Premier バックパック 15 Dell Premier バックパック 15は、収納量が多いことが特徴だ

 大きな特徴は2つある。1つは、左右の側面にポケットが備わっていることである。これにより、折りたたみ傘とペットボトルの両方を入れて持ち運べる。

 もう1つが、ノートPC収納ポケットのファスナーが底面を除く側面部まで続いていることだ。収納ポケットを“フルオープン”にできるため、米国への入国時に行われる「TSAチェック」において、ノートPCをポケットから取り出す手間が省ける。

 飛行機で移動する出張が多い人には、特にお勧めしたいバックパックだ。

フルオープン ノートPC収納ポケットのファスナーをフルに開けば、収納ポケットをパカっと開ける。この状態でTSAチェックを通すことも可能だ

背負わない人は「ブリーフケース」もあり

 バックパックを背負うよりも、肩に掛けたい――そういう人には、「Dell Premier ブリーフケース 15」を選択するのも良い。サイズは、約39(幅)×13.5(奥行き)×29(高さ)cmで、収納スペースも十分に確保されている。容量は約12Lだ。

Dell Premier ブリーフケース 15 Dell Premier ブリーフケース 15(ストラップ装着時)

 内ポケットにはマウスやモバイルバッテリーを収納できるポケットが備えられて、周辺機器の出し入れも行いやすい。ノートPC収納ポケットにケーブル類を通す穴もある。TSAチェック時に便利なノートPC収納ポケットの“フルオープン”にも対応している。

 さらに、キャリーケースに固定するためのバンドも備えているため、長めの出張の際にも便利に使える。

内ポケット 内ポケットを使って、PCの周辺機器や筆記具などをキレイに整理できる
ケーブル回し 内ポケットにしまったモバイルバッテリーからノートPCに充電できるケーブルの引き込み穴も備える
フルオープン 空港の手荷物検査の際に便利なフルオープン機構も用意

 ちなみに、デル・テクノロジーズのブリーフケースには、厚みを8cmに抑えた「Dell Pro ブリーフケース 15」もある。ノートPCと最低限の周辺機器だけを携帯したい場合は、こちらも魅力的な選択肢となるだろう。

選択肢が豊富なデル・テクノロジーズのバックパックとブリーフケース

 デル・テクノロジーズ製のバックパックやブリーフケースは、どの価格帯のものも使い勝手が良く、価格の割に品質が高い。外観もブラックで統一されており、シンプルで品がよい。特にバックパックに関しては、肩バンドが十分な厚みを備え、重量のあるデバイスを携行しても安定する印象を受けた。

 ノートPCを収納したままモバイルバッテリーで充電しやすい構造も、外回りの営業を始め、あちこちを歩き回るような職業に最適である。特に市街地では、ノートPCを満足に充電できるスペースは限られている。こうした機構を通して、ビジネスパーソンの自由度は高まるはずだ。

 法人はもちろん、個人でビジネスシーンにも使えるPCバッグを探すを探すのは、冒頭で述べた通り大変である。デル・テクノロジーズ製のPCバックパックやブリーフケースのように、ビジネスシーンでノートPCを運ぶために設計された商品を選んだ方が、失敗のリスクがない分、安心して選べるだろう。

主張しすぎない「Dell」のロゴマークも好印象 主張しすぎない「Dell」のロゴマークも好印象である

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