Wednesday, December 23, 2020

「光害」に関心を、環境省 1月に星空観察事業を実施 - 東京新聞

 8月、環境省が鹿児島県与論町で実施した星空観察事業の様子(同省提供)

 8月、環境省が鹿児島県与論町で実施した星空観察事業の様子(同省提供)

  •  8月、環境省が鹿児島県与論町で実施した星空観察事業の様子(同省提供)

 空気が澄んで星がきれいに見える季節。環境省は来年1月4~17日、全国に星空観察を促す事業を実施する。過剰な夜間照明など人工的な光が星空を見えにくくする「光害」が都市部を中心に深刻化しているとして、環境保全への関心を高めてもらう狙いがある。

 環境省によると、観察方法は(1)肉眼(2)デジタル一眼カメラで夜空を撮影―の2種類。肉眼では、米国のNPOが実施する「グローブ・アット・ナイト」に参加しオリオン座を見る方法を取る。

 デジタルカメラではマニュアルモードで夜空を撮影。環境省のサイトからデータを送る。同省は夜空の明るさを数値化し、ランキングの公表も検討する。

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