暖かい部屋で動いたり、蒸し暑い日に走ったりすれば、誰でもワキの下に汗をかく。これだけでもイヤなのに、そこに臭いが加わるともう最悪。ワキの下の汗や臭いを防ぐ方法は山のようにあるけれど、分かっておいてほしいのは、この2つが全くもって正常であるということ。今回はこの内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。 【写真】改めて知っておきたい、“ワキのニオイ“の原因と対策 皮膚科専門医のジョシュア・ツァイヒナー医学博士によると、ワキの下が臭いからといって心配する必要はない。「人間は発汗により体感温度を調節します。汗が出るのは、暑い気候、感情的なストレス、高負荷の運動に反応して神経が汗腺を刺激するからです」 とはいえストレスを感じた瞬間、急に汗をかくなんてイヤ。過剰な発汗と、悪臭を防ぎたいなら、これだけは知っておこう。
ワキの下が臭くなるのはなぜ?
「汗自体には本来臭いがありません」とツァイヒナー博士。「でも、皮膚の細菌が汗を分解すると、悪臭が生じることもあります」 皮膚にはエクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺がある。エクリン腺は体内の至る所にあり、無臭で蒸発しやすい透明の液体を分泌する。 一方のアポクリン腺は毛包が多い場所(股やワキの下など)にある。アポクリン腺は毛包の奥に根を張って、汗を体の外へ押し出す。 悪臭が生じるのは、アポクリン腺から分泌された汗に毛包の細菌が混ざったとき。「アポクリン腺は主にストレス関連の汗を出すと言われています」とツァイヒナー博士。「神経と汗腺が過剰に刺激され、必要以上の汗を分泌することもあります。いわゆる多汗症ですね」 多汗症は遺伝のケースが多いけれど、薬の服用や加齢や閉経に伴うホルモンバランスの変化が引き金となることもあるんだとか。
ワキの下が急に臭くなるのはなぜ?
これまで臭わなかったワキの下が急に臭うようになった場合は、以下の3つの原因を疑おう。 1.食生活の変化 「一部の食品(アブラナ科の野菜など)を大量に摂取すると、汗の臭いが変わるかもしれません」とツァイヒナー博士。なぜ? ニンニクのような硫黄を含む食品は体が分解しきれない成分を含んでいるため、代謝過程で発揮性有機化合物が分泌される。この発揮性有機化合物が蒸発すると、悪臭が生じるという仕組み。 2.ストレスの増加 ストレスも体臭の要因になる。過剰なストレスを感じるとアポクリン腺のスイッチがオンになる。その結果、過剰な汗が分泌されてイヤな臭いがすることも。 3.病気 まれとはいえ、病気が発汗や体臭を引き起こすこともある。例えば、トリメチルアミン尿症という遺伝子疾患を発症すると、魚、大豆、アブラナ科の野菜に含まれる成分が分解できなくなるので、魚のような体臭に。腎不全、肝臓病、糖尿病も特有の臭いを生じさせる。 ツァイヒナー博士いわく体臭は、皮膚細菌の種類や食べ物の種類によって変わるもの。汗がアンモニア臭から魚臭に変わったなら、それは食べ物のせいかもしれないし、汗が細菌と混ざったからかもしれない。
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August 01, 2020 at 08:11PM
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