政府が7月以降、韓国に対する輸出管理を厳格化した半導体材料など3品目のうち、半導体の洗浄に使われる「フッ化水素」の輸出を許可したことが分かった。厳格化措置を始めて以降、フッ化水素の輸出許可は初となる。
韓国の聯合ニュースによると、許可が出されたのは29日で、サムスン電子向けの1件だった。日本政府は、審査の過程で問題がなければ順次許可を出す方針だが、韓国政府関係者は聯合ニュースに対し、「フッ化水素が1件許可されたからといって一喜一憂しない」と述べ、厳格化措置の撤回を引き続き日本側に求めていく考えを示した。
日本政府は7月4日、フッ化水素のほか、半導体の基板に塗る感光剤「レジスト」と、有機ELパネルに使われる「フッ化ポリイミド」の計3品目について、日本企業が韓国に輸出する場合は個別の契約ごとに許可を必要とする仕組みに改めた。レジストについては、これまでに2件の許可が出たことが明らかになっている。
2019-08-30 06:03:00Z
https://news.biglobe.ne.jp/economy/0830/ym_190830_4597229564.html
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