【ニューヨーク=小林泰明】米デルタ航空は9日、成田空港から撤退し、来年3月から羽田空港に日米路線を集約させると発表した。都心に近い羽田空港の方が、利用客の利便性が高いと判断した。シアトルやアトランタなど5都市を結ぶ成田路線を羽田に移行し、既存のロサンゼルスなども含め、米航空会社として最大の7枠を羽田で運航する。
成田とシンガポールを結ぶ路線なども停止し、サービスの拠点を羽田に移転する。同社は声明で、「都心への迅速なアクセスを可能にし、デルタの競争力を飛躍的に高める」などとしている。
羽田への集約は、米運輸省が9日、羽田発着の日米路線12枠を、どの航空会社に割り当てるか最終決定したことを受けて発表した。デルタは最も多い5枠を獲得し、ユナイテッド航空に4枠、アメリカン航空に2枠、ハワイアン航空に1枠が割り当てられた。
2019-08-10 12:04:00Z
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190810-OYT1T50333/
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