[ニューヨーク 6日 ロイター] - ドイツ銀行のアナリストは6日、インフレ抑制に向けた米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが過剰になるリスクがあることから、米経済はソフトランディング(軟着陸)のシナリオよりも、リセッション(景気後退)に陥る可能性の方が依然として高いとの見方を示した。
リサーチノートで「インフレが目標を大幅に上回る水準でピークを打ったことを踏まえると、FRBの金融引き締めは過少になるよりも過剰になる見込みだ」とし、米国はリセッションに陥る可能性の方がなお高いと述べた。
ソフトランディングは依然として達成可能だが、インフレを目標まで押し下げるには「潜在需要を下回る水準まで需要を抑制」することが必要になる見通しで、米経済への圧力は来年初めにより顕著になると予想した。
このところ堅調な指標が相次ぎ、米経済を巡る楽観的な見方が広がっており、一部の銀行はドイツ銀とは対照的に従来のリセッション予想を後退させている。
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