
Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.
気候変動対策についての国連の会議COP26が採択した気候協定について、中国政府は15日、一定の評価をしつつも「途上国の懸念に十分に応えていない」などと先進国を非難しました。 COP26が採択した「グラスゴー気候協定」は地球の気温上昇を産業革命前と比べて1.5度に抑えることの必要性を強調。先進国に対しては、2025年までに気候変動に適応するための途上国支援を2019年比で倍増させるよう強く促しています。 この協定について、中国外務省の趙立堅報道官は15日の記者会見で「積極的な影響を与えた」と評価しつつも、先進国を非難しました。 中国外務省 趙立堅報道官 「先進国が資金や技術の支援などで途上国の核心的懸念に十分に応えなかったため、今回の会議にはまだ遺憾な点や不足している点がある」 一方で、「多くの途上国で十分なエネルギー供給が普及していない状況を考慮すべきだ」と述べ、石炭火力発電についての文言が「段階的削減への努力」という表現に弱まったことについては支持を表明。「必要なのはスローガンではなく、実際の行動だ」と主張しました。(15日21:00)
からの記事と詳細 ( 中国 COP気候協定を評価も「先進国は途上国の懸念に十分に応えていない」(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3CjUL4z
0 Comments:
Post a Comment