2021年10月4日
10月1日(金曜日)、鉄鋼の過剰生産能力に関するグローバル・フォーラム閣僚会合がテレビ会議形式で開催され、日本からは広瀬経済産業審議官が出席しました。
閣僚会合では、一部は各国産業界も参加し行われ、構造的な過剰生産能力が引き続き継続していることや、その解消に向けて主要な鉄鋼生産国が関与することの重要性について議論が行われました。
1.会合の参加者
我が国(共同議長)のほか、イタリア(議長)、米国(共同議長)、EU、ロシア、韓国等、主要な鉄鋼生産国・地域及びOECD事務局、産業界関係者等が参加しました。2.閣僚会合における主な議論
- 参加者は、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)による危機から一年以上経過し、景気回復が鉄鋼需要を押し上げているものの、生産能力の構造的なインバランスは継続しており、越境投資を含む新たな生産能力への投資が見受けられることを確認しました。
- また、過剰生産能力の根本的な原因は未だに解決されておらず、これまで得た教訓として、景気好転時に過剰生産能力問題に対処し、解決しなければ、将来、鉄鋼需要が減速した際に鉄鋼産業が更なる危機に陥る可能性があるとの認識を共有しました。
- 過剰生産能力の解消に向けて、鉄鋼の過剰生産能力に関するグローバル・フォーラムの取組に、主要な鉄鋼生産国が関与することが効果的であり、G20及びその他全ての国の協力を歓迎することについて、意見が一致しました。
担当
製造産業局金属課長 松野金属課 企画官 坂本
担当者:小野
電話:03-3501-1511(内線 3661)
03-3501-1926(直通)
03-3501-0195(FAX)
からの記事と詳細 ( 鉄鋼の過剰生産能力に関するグローバル・フォーラム閣僚会合が開催されました (METI - 経済産業省 )
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