Friday, October 8, 2021

USTR代表と中国副首相が電話会談…「貿易協定の未解決問題協議」で合意 - 読売新聞オンライン

 【ワシントン=山内竜介】米通商代表部(USTR)は8日午後(日本時間9日午前)、キャサリン・タイ代表と中国の 劉鶴リウフォー 副首相が電話会談したと発表した。USTRは声明で「米中貿易協定の実施状況を検証し、未解決問題を協議することで合意した」と説明した。

 バイデン政権が4日に対中通商戦略を表明した後、初の本格的な貿易協議となった。

 米政府高官によると、米国は公表した戦略に沿って、トランプ前政権時の2020年2月に発効した米中貿易協議「第1段階」合意の順守を求めた。過剰な産業補助金といった不公平な貿易慣行の是正も迫ったとみられる。

 第1段階合意で中国は、米国から農産品などの購入を大幅に拡大するとし、知的財産保護の強化なども約束した。ただ、中国の米国産品の購入は目標額を大きく下回り、構造改革も不十分との見方が多い。

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