Friday, August 6, 2021

台風10号 8日にかけ東日本接近のおそれ 大雨などに備えを|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

台風10号は日本の南を東北東へ進み、7日夜から8日にかけて東日本に近づくおそれがあります。
東日本の太平洋側を中心に荒れた天気となるおそれがあり、気象庁は高波に警戒し、日中の明るいうちに大雨や強風への備えを進めるよう呼びかけています。

気象庁の観測によりますと、台風10号は午前6時には日本の南の海上を1時間におよそ25キロの速さで東北東へ進んでいます。
中心の気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで暴風域はありませんが、中心から南側440キロ以内と北側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風から湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本と東日本の太平洋側を中心に発達した雨雲がかかっています。
台風は今後、発達しながら北東へ進み、7日夜から8日午前中にかけて東日本の太平洋側に近づくおそれがあります。
台風の接近に伴い、関東や東海、伊豆諸島などではしだいに風や雨が強まり、波も高くなる見込みです。
【風と波の予想】
8日にかけて予想される最大風速は伊豆諸島で23メートル、東海と関東の海上で20メートル、東北で15メートル、最大瞬間風速は伊豆諸島で35メートル、東海と関東の海上で30メートル、東北で25メートルと予想されています。
波も高くなり、関東と伊豆諸島、東海、東北では8日にかけてうねりを伴って大しけとなる見込みです。
【雨の予想】
台風の接近に伴って東海や関東、伊豆諸島では7日夜から雨も強まり、8日にかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。8日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで東海と伊豆諸島で200ミリ、関東で150ミリと予想されています。
8日朝から9日朝までの24時間には、関東と東海、それに東北で50ミリから100ミリ、伊豆諸島では50ミリと予想されています。
気象庁は高波に警戒するとともに、最新の情報を確認して7日日中のうちに大雨や強風などへの備えを進めるよう呼びかけています。
【台風9号は熱帯低気圧に】
また、台湾海峡にある台風9号は8日までには熱帯低気圧に変わる見込みです。
ただ、東シナ海では新たに熱帯低気圧が発生する可能性があり、今後の動向に注意が必要です。
【7日も猛烈な暑さに】
一方、西日本から北日本の日本海側を中心に晴れて気温が上がり、熱中症の危険性が高まると予想されることから、北日本や西日本、それに北陸を中心に26の道府県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。
引き続き、熱中症に警戒し、外出はなるべく避け、こまめに水分や塩分を補給するほか、屋内では適切に冷房を使用し、屋外では運動は避けて、人との距離が十分ある時にはマスクを外して休憩するなど十分な対策が重要です。

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