千葉市の神谷俊一市長は30日、児童生徒に東京パラリンピックの観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」を中止すると発表した。同プログラムに参加した市立中学校の引率教諭2人が新型コロナウイルスに感染していることが判明し、保護者らからも不安の声が多く届いていることを踏まえた。神谷市長は「知事との協議の上、中止の判断に至った。児童生徒が心を一つに応援できる環境にないと判断した」と説明した。 同プログラムでは、25~27日の3日間で、中学校と高校計55校の約2400人が観戦。31日~9月3日までは小学校と特別支援学校計111校の児童が観戦の予定で、市教委は約1万9千人分のチケットを用意していた。 市教委によると、参加した市立中学校の教諭の感染が判明した29日以降「子どもを参加させることが不安」「感染対策は十分なのか」といった声が市教委に相次ぎ寄せられ、市教委は児童らが安心して観戦できるよう、引率の教員約1200人に抗原検査キットの配布を進めていたところだった。 神谷市長は「必要な安全対策をできる限り行ってきたが、保護者からの理解を得ることが難しくなった。楽しみにしていた児童生徒や不安にさせてしまった保護者、教職員におわびする」と話した。
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