東京五輪の開会式について、米メディアは23日、新型コロナウイルス流行下での開催を踏まえ、抑制的で「静かな開会式で幕を開けた」(NBC)と伝えた。さまざまな困難を克服して開催にこぎつけたことを評価する報道もあった。
米国内で五輪放送権を持つNBC。各国選手団の行進の際には「心からの喜びや選手同士の交流といった光明も見られた」と指摘した。ニューヨーク・タイムズ紙は過去の五輪と比べ、過剰な演出を抑えた地味なものだったとした上で、新型コロナ禍での開催という困難を考慮すると「全体的にはかなり良い仕事をした」と評価した。
同紙は、選手が観客のいないスタンドに向かって手を振るなどした場面を取り上げ「他に類を見ない開会式」だったと表現。USAトゥデー紙は、新型コロナ禍の深刻さとスポーツの祭典としての高揚感のバランスを取ろうとした「奇妙で時にぎこちなく、不協和音のような4時間だった」と形容した。
会場の外で五輪に反対する抗議デモが行われたことも伝えられた。(共同)
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