Thursday, April 8, 2021

UPDATE 1-過剰借り入れリスクに警戒、住宅価格を注視=豪中銀金融安定報告 - ロイター

(内容を追加しました)

[シドニー 9日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は9日、半期の金融安定報告を公表し、国内の銀行は強固な財務態勢を築いているとしつつ、過去最低水準の金利や住宅価格上昇が過剰借り入れリスクを生み出していると指摘した。

国内住宅価格は、1軒目の住宅購入需要がけん引する形でシドニーとメルボルンの価格が過去最高となるなど、ここ数カ月で上昇している。

ただ中銀は利上げで対応しないと繰り返し強調。その代わりにマクロプルーデンス面での引き締めの可能性に言及した。

最近の住宅価格上昇を注視しているとしつつ、今のところ銀行の融資基準は「しっかり」しているとした。

報告は「資産価格の上昇を伴う緩和的な金融状況という環境下、金融セクターによる過剰なリスクテイクがないことが特に重要だ」と指摘。「たとえ各行が独自の基準を弱めなくても、楽観的な借り手がリスクテイクを拡大すれば新規融資の平均的な質は悪化するだろう」とし、「そうなれば企業と家計の耐性、および金融システムを弱め、将来のショックとなるだろう」付け加えた。

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