スマホとタブレットのハイブリッドが登場する?
格安テレビで知られるTCLですが今年のCESでは最新スマホの「TCL 20 SE」「TCL 20 5G」を発表。それに続き、新しいスマホ機種「TCL 20L」「TCL 20L+」「TCL 20 Pro 5G」のほか、"横に伸びるデバイス"のティーザーがお披露目されています。さっそく、それぞれどんなものなのか見ていきましょう。
スタンダードな「TCL 20L」
6.67インチのFHD+ディスプレイを備えた「TCL 20L」は、Qualcomm Snapdragon 662プロセッサ、4GBのRAMと128GBのストレージ、4つのリアカメラ(48MPのメインカメラ、8MPのウルトラワイドカメラ、2MPのマクロカメラ、2MPの深度センサー)を搭載。価格は229ユーロ(約3万円)から。
ほとんどのプレミアムスマホにはなく「TCL 20L」にあるのは、3.5mmオーディオジャックとmicroSDカードリーダー。「20L+」、「20 Pro 5G」にも装備されていて、便利なこと間違いなしです。
解像度がアップした「TCL 20L+」
「TCL 20L」のアップグレード版の「TCL 20L+」は、269ユーロ(約3万5000円)から。背面のメインカメラは64MPでさらに高解像度となっています。Snapdragon 662内蔵であることのは「TCL 20L」と同様。6GBのRAMと256GBのストレージ標準装備です。
TCL独自の「Backlight Selfie」と「Super Night」モード、さらにサングラス着用中でも画面がはっきり見える「Circular Polarization Display」技術が盛り込まれています。正直なところ偏光レンズに対応していない機種は(一部の格安スマホを除けば)珍しいことから、こうした特別な機能が目新しいかというとなんともいえませんが、使いやすさを考慮した便利な特典だと考えられます。
プレミアムな「TCL 20Pro 5G」
高級感のあるデザインが特徴の「TCL 20 Pro 5G」は、549ユーロ(約7万1000円)から。6.67インチのFHD+ AMOLEDディスプレイ、OIS付き48メガピクセルのリアカメラ、サブ6GHzの5Gに対応したSnapdragon 750Gチップなど、数多くのプレミアム機能を揃えています。
HDR対応の32MP自撮りカメラ、内蔵型Qiワイヤレス充電のほか、画面の色彩や正確さを向上させるTCLのNXTVISION 2.0を搭載。AIでモバイル動画を美しく仕上げてくれるとか。
横に伸びるデバイスの正体は...
さて、いずれも価格のわりにしっかりとしたスペックを持つ新スマホ機種ですが、TCLはさらにもう1つ「Fold 'n' Roll」というコンセプトの新しいデバイスについてアナウンスしています。
一体どんなものなのかというと、まるでスマホとタブレットのハイブリッドのようなデバイスで(下のGIFを見てみるとわかりやすいですが)スクリーンが横に伸びたと思ったら、10インチ(映画を見るうえで適切なワイドスクリーンのアスペクト比)に展開される...というもの。
こう見るとなんとも未来感あふれるデバイスですが現時点で販売される予定はなく、どちらかというとフレキシブルな画面に関する研究の一環のようです。ただ、TCLは2021年末までに手頃な価格の折り畳み式スマートフォンのリリースを目標に掲げているので(「Galaxy Z Fold 2」が値下げ後でも1,800ドル(約19万5000円)で販売されていることを踏まえると)夢が広がりますね!
からの記事と詳細 ( スマホとタブレットのハイブリッド? TCLがお披露目した“横に伸びるデバイス”に夢が広がる - ギズモード・ジャパン )
https://ift.tt/3szcz6G
科学&テクノロジー
0 Comments:
Post a Comment