いいと思います。
Samsungが自社OSのTizenを捨ててGoogleのWear OSに帰ってくるらしいという噂は前からありましたが、いよいよその線が濃厚になってきたみたい。
先月、ネタ元のAndroid Policeが、Galaxy Wearableアプリの中に隠しコードを発見。コードはGalaxy Buds 2に関する記述だったのですが、これを発見したテック系ライターのMax Weinbach氏いわく、「WATER」というプラグインがSamsungのウェアラブル端末とWear OSを連携可能にするものだといいます。
WATERプラグインでのWear OS連携は、実質Wear OSを使ってはいるけど、フォークして自社OSとマッシュアップした形をとるようです。これは、Oppo Watchのやり方に似ていますね。Oppo Watchの場合は、OppoのColorOSのいいとこを持ってきてマッシュアップしている上に、Snapdragon Wear 3100と非Qualcommプロセッサのペアで、Wear OSとして非常に使い勝手のいい仕上がりになっています。
もし実際に、SamsungのスマートウォッチがWear OSになれば、それはSamsungが自社&Googleにとってwin-winとなるうまいバランスのOSカスタマイズを見つけたってことですよね。また、連携することで、ユーザーはBixbyかGoogleアシスタント、Samsung PayかGoogle Payかを選べて便利度があがるので、Androidスマートウォッチ市場ではさらにSamsungが強さを発揮することにもなるかと。
問題があるとすれば、それはWear OS自体のクオリティ。Googleやる気ある?って疑問に思うほど放置されがちなWear OS。例えば、「Hey Google」のコマンド発動の不具合は数ヶ月スルーされたままですし。例えば、SpotifyはTizenならオフラインプレイリストが利用できますが、Wear OSではできませんし。このWear OSの不甲斐なさを、Samsungのスマウォが引き上げてくれるなら本当にwin-winなんですけどね。つまり、フラッグシップ級のWear OS搭載スマウォがあれば、Googleもやる気だすのかと。逆に言えば、Wear OSのやる気がないから、フラッグシップ級の端末がこなかったのでしょうが。ただここを突いていくと、卵が先か鶏が先かって話になりそうなので、ユーザーとしてはどっちが先でもいいから頼む!ってとこです。
Weinbach氏が発見したコードには、「MERLOT」というチップセットに関する記述もあり、そこには新たなスマートウォッチ2種類がコードネーム「WISE」と「FRESH」で登場。これはきっと、Samsung Galaxy Watch 4(仮)とSamsung Galaxy Active 4(仮)のことかと。注目すべきはチップセットのMERLOT。過去2モデルで使われていたのはExynosチップ。これも良かったのですが、次モデルからは新しいSoCが搭載されるとしたら、それはそれで楽しみ。期待。
Samsugnのウェアラブル新モデルは8月頃の発表が濃厚。最近はいろいろ早まっているので、もうちょい早い可能性も。
Source: Android Police
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