ヤマハ株式会社が開発するリモート応援アプリ「Remote Cheerer powered by SoundUD(以下、Remote Cheerer)」に新機能が登場。試合会場の生音が聴ける「今、ここでしか聴けない音」機能をはじめ、スマートフォンを振って「応援バット」などの音を会場に届ける機能などを追加し、2021年4月6日より提供を開始した。
さらにインタラクティブに!
もともと「Remote Cheerer」は、リモート観戦するユーザーがスマートフォン画面をタップすることで、そのボタンに応じた歓声や拍手などを現地のスピーカーから流し、インタラクティブなリモート応援を実現するというもの。今回追加された機能により、これまでのリモート応援の臨場感と一体感を超える体験を提供していく。そんな新機能のひとつが「今、ここでしか聴けない音」機能。これは、会場に設置されたマイクを通じて試合会場の生音を聴くことができる機能だ。マイクはグラウンドなどの選手に近い場所や観客席付近など会場のさまざまな場所に主催者が自由に設置できる。これにより、会場の熱狂やざわめき、ときに落胆なども生音で聴くことができるかもしれない。
また、以前はスマートフォンの画面をタップして送っていた応援を、スマートフォンを振るだけで送れるようになったのも今回から。スマートフォン画面を見ることなく「応援バット」などの音を送ることができるため、試合に熱中しながらも会場に応援を届けられるという。
雑談や実況などを配信!
さらに、「トークルーム」にゲストを招待して、複数人での音声配信が可能となった。「今、ここでしか聴けない音」機能と併用すれば、リアルな音とともに雑談や実況、解説などを配信することもできるようだ。この「トークルーム」機能を活用した著名人によるトーク配信も予定されている。直近では、4月13日・16日・25日のプロ野球 阪神タイガース戦にて小泉孝太郎さんやますだおかだ増田さんなどがトーク配信を行うようだ。なお、4月10日・11日・17日・21日のサッカーの試合では、しずる村上さんやJOYさん、佐野岳さんらによるトーク配信が聴けるという。
アプリダウンロードやトーク配信予定確認はこちらから。
1億回以上の応援
「Remote Cheerer」は、2020年4月の「ニコニコネット超会議」にて行われたリモートでのカラオケ大会に視聴者の声を届けるという実証実験を実施している。その後、5月にβ版をリリースし、6月には清水エスパルスとともに実用化を見据えた実証を実施。以降、これまでにサッカー・野球・バスケットボール・プロレス・陸上など450以上のスポーツシーンで1億回以上の応援を現地に届けてきた。また、スポーツ観戦だけにとどまらず、アーティストのライブパフォーマンスを忠実に記録し、ライブハウスのステージ上に再現するヤマハの次世代ライブ「Distance Viewing」においても会場外にいる視聴者の歓声や拍手、指笛などを届けている。このたびの新機能により、スポーツシーンや音楽シーンなどに新たな観戦スタイルが生まれるのではないだろうか。
(文・Higuchi)
からの記事と詳細 ( 現地の生音を聴きながらインタラクティブにリモート応援できる「Remote Cheerer」 | Techable(テッカブル) - Techable )
https://ift.tt/39OmVsU
科学&テクノロジー
0 Comments:
Post a Comment