「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)
阪神のキャンプを総括するにあたって、まず「おっ」と思わされたのが、矢野監督の表情だ。西勇、高橋という主力の離脱がありながらも、「今年はいいですよ」と力強い言葉を掛けてくれた。
たしかにブルペンや、練習試合を通じて「なるほど」と思わされるものが多い。
まずは、藤浪の順調さだ。直球も変化球も、十分な質を備えており、しかもそれが安定的に投げられている。打者が立つとばらつきもあるが、甘くてもファウルさせられる球威を前面にカウントを稼ぐ、などの工夫で対応できるだろう。
新戦力では、チェンが少し心配だろうか。以前の球威がなくなった分、技術で勝負することになるだろう。ドラフト上位の伊藤将、佐藤蓮は楽しみ。チーム事情もあるだろうが、先発から経験を積ませたい。
あえて物足りない部分を指摘すると、特に若い投手が、変化球をコントロールできていない。キャンプ終盤としてはさみしい気がした。それでも布陣は、十分。各投手が実力を発揮できれば優勝できるはずだ。
からの記事と詳細 ( 【佐藤義則氏の眼】直球も変化球も十分な質備える阪神・藤浪 - デイリースポーツ )
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