
海外翻訳書の編集者からノンフィクション作家として独立した下山進は、アメリカのジャーナリズムで確立されている自然科学領域をわかりやすく伝える「ポピュラー・サイエンス」という手法を紹介する。
戦後日本の社会史・文化史を研究する山本昭宏はアカデミズムとジャーナリズムの往来が例外的に活性化した60年代の論壇事情を一人の伝説的編集者の存在に光を当てて考察した。
大学に籍を置きつつジャーナリズムでの活動を続け、いち早くアカデミック・ジャーナリズムの実践者となっていた開沼博は、ジャーナリズムが「権力の番犬」モデルに執着してきた結果、イデオロギーを過剰に押し付け、対立の構図でしか対象と向き合えなくなっていると考え、「番犬」から「良き仲間」モデルへとロールモデルを替えることで、事実を丁寧に拾い集め、細部を描きつつ新たな意味を求め、全体像を描き直すジャーナリズムの再生がありうるのではと提案した。
からの記事と詳細 ( 「つながりの過剰」が「言論の公共性」を脅かす理由 「アカデミック・ジャーナリズム」は可能か - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス )
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