これがいくつも転がってきたら、なんて考えると怖い…。
石がものすごいスピードで落っこちてくるって考えただけでも怖いんですが、それが燃えているマグマ玉だったらもう地獄です。
でもそれがリアルに起こっているのがスペインにあるラ・パルマ島のクンブレ・ビエハ自然公園の火山。先月の9月19日に噴火して以来、まったく止まる気配なし。ドイツのアルベルト・ルートヴィヒ大学で地球化学を研究するHarri Geigerさんがこの火山の調査を続けていて、火山灰のサンプル採取をしている際に熱々のマグマ玉が煙を立てながらゴロゴロ転がってくるのを目撃しました。
Spallation lava bomb coming down from #LaPalmaVolcano on 27 Oct 2021.#CumbreViejapic.twitter.com/mvKFKn6rme
— Harri Geiger (@harrigeiger) October 28, 2021
10月27日にGeigerさんが火山の噴火口から1kmのところに立っている時にこのマグマ玉が転がってきたそうです。おそらく1mくらいの大きさで、重さは500kgほどだったのではと話しています。転がり終えてストップしているマグマ玉にチームで近寄ると、マグマ玉の熱気は半端なくておそらく900度くらいはあったのではとのことです。それじゃあ触った瞬間に手が溶けますね…。
過去にも同じように噴火口から熱された石が吹き出してきたことはありました。2018年にはハワイ島でツアー船にバスケットボール大のマグマ玉が直撃し、十数人が怪我をして病院に搬送されました。今回は幸いなことに怪我をした人はいませんでした。
Geigerさんは過去にも遠くからマグマ玉を見たことはありましたが、「今回実際に撮影できたおかげで、玉の大きさやスピード、距離などを知れてラッキーでした」と話しています。
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科学&テクノロジー
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