KDDIとローソンは本日（12月16日）、資本業務提携契約を締結しました。ローソンの発行済株式の2.1%をKDDIが市場買付にて取得します。
また、KDDIは共通ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティ・マーケティング（以降LM）の発行済株式20%も三菱商事より取得。KDDI・ローソン・LM・三菱商事の4社により、共通ポイント「Ponta」を軸とする『ネットとリアルを融合した新たな消費体験の創造』を目指します。
Pontaは1億超の会員基盤へ
今回の資本業務提携に伴って、KDDIの保有する「au WALLETポイント」を「Ponta」に統合。KDDIのスマホ決済「au Pay」で支払うと「Pontaポイント」が溜まるようになります。加えて、au IDとPonta会員IDも連携予定。つまり、現在2800万超の「au Pay」ポイント保有会員が、すでに9200万超の「Ponta」に合流することで、「Ponta」は1億人を超える会員基盤に成長する格好。KDDIにとっては、PayPayやヤフーを抱えるソフトバンク、楽天ポイントを抱える楽天、dポイントを展開するNTTドコモへの対抗に向けて、会員基盤を強化する狙いもあります。
両者の統合時期は2020年5月以降。統合後は、年間2000億円超のPontaポイントを付与するとしています。
5G活用の次世代コンビニも展開
KDDIとローソンとの提携では、前述の1億人を超える「Ponta」の会員基盤を活かした、データマーケティング施策を実施。また、モバイルオーダーや、5G技術などを活かしたロボティクス無人受け取り機、先端テクノロジーによる在庫管理など店舗運営の効率化を図る次世代コンビニサービスを展開します。加えて、ローソンアプリに「au PAY」機能を実装するほか、ローソンにおける「au PAY」還元率を高めに設定することによる、ローソンでの利用促進を図るとしています。
（更新中）
2019-12-16 07:30:00Z
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