韓国のＳＬＢＭ「不十分な武器」 北朝鮮国防科学院長が分析 - 時事通信ニュース

2021年09月20日14時49分

韓国が１５日に行った潜水艦発射弾道ミサイル（ＳＬＢＭ）の試射＝国防省提供（ＡＦＰ時事）

　【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の国防科学院の張昌河院長は２０日、韓国が１５日に試射した潜水艦発射弾道ミサイル（ＳＬＢＭ）について、「水中武器とはほど遠い、形も整っていない不十分な武器に見えた」と分析した文章を発表した。一方で「南朝鮮（韓国）が潜水艦兵器開発に執着していることに注目し、意図を注視している」と警戒をあらわにした。

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　張院長は韓国が公開した映像などから、「明らかに潜水艦発射弾道ミサイルではなかった」と主張。「射程５００キロ未満の戦術弾道ミサイルと判断する」として、「意味がない自己満足用」と断じた。さらに「戦争で効果的な軍事的攻撃手段になることはできない」と語り、北朝鮮に脅威になる段階ではないと分析した。

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