国連世界食糧計画(WFP)は22日、アフガニスタンで日々の食事に十分な量の食料を確保できている家庭が全体の5%にすぎないとする報告書を公表した。失業者の増加や現金不足、物価の高騰によって、新たに飢餓に苦しむ市民が増えているという。
WFPは7~9月にかけて、継続的に電話調査を実施。イスラム主義勢力タリバンが首都カブールを占拠する8月15日まで「十分な食事がない家庭」は19・5%だったが、状況は急激に悪化しているという。
調査によると、失業者は週を追うごとに増え、働き手も週に1回程度しか仕事を見つけられない。物価も食用油が前年に比べて2倍、小麦が1・3倍と高くなっている。従来の貧困層だけでなく中間層も食料不足に苦しんでいる。
また、世界保健機関(WHO…
からの記事と詳細 ( 「十分な食料ある」家庭わずか5% 状況悪化のアフガン、WFP報告 [アフガニスタン情勢] - 朝日新聞デジタル )
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