Monday, December 21, 2020

無駄を削いだシンプルデザインで軽快な使用感、第11世代Core搭載13.3型ノート「LIFEBOOK CH75/E3」 - ASCII.jp

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従来の富士通製ノートPCとは一味違う、より洗練されたデザイン

2020年12月22日 09時00分更新

文● 貝塚/ASCII 編集●市川/ASCII

LIFEBOOK CH75/E3をフォトレビューする

 富士通クライアントコンピューティングが販売する「LIFEBOOK CH75/E3icon」は、インテルの第11世代Coreプロセッサー「Core i5-1135G7」を搭載する13.3型のノートパソコンだ。

 そのほかのスペックは、WIndows 10 Home(64bit)、8GBメモリー、256GB SSD(PCIe)、13.3型ディスプレー (1920×1080ドット)などとなっており、据え置きというよりは、モバイルに重きを置いたモデルとなる。価格は17万280円で、直販サイト「富士通WEB MART」のクーポンを適用すると、15万3780円で購入できる(価格はいずれも12月21日時点)。

 本記事では、LIFEBOOK CH75/E3iconの外観を中心に、その魅力を紹介する。

すっきりとした使用感とデザインが魅力の「LIFEBOOK CH75/E3」

左端に小さくロゴをデザインしている

 LIFEBOOK CH75/E3iconは、これまでの富士通のノートパソコンと比較して、外観からもコンセプトの違いを感じられるモデルだ。それを象徴しているのがトップカバーのデザインで、従来、同社のノートパソコンは、そのほとんどがトップカバーの中央に大きなFMVのロゴをレイアウトしていた。

 LIFEBOOK CH75/E3iconの場合、ロゴは左端に小さくレイアウトしており、しかも、本体と色をそろえて、ごくさり気ない印象にデザインしている。本記事で紹介しているモカブラウンのほかに、ベージュゴールドという明るいカラーも用意。この点は共通していて、一見するとロゴが何もないようにも見える。

HDMI出力を搭載

USB Type-CとType-Aを両方搭載する

 この「すっきりとした感じ」は、本機の性能も表している。インターフェースに目を向けると、従来における同社のノートパソコンの多くがそうだった「小型の筐体にたくさんの端子を詰め込む」という考え方よりも、「無駄を削ぎ落とす」という発想が感じられる仕上がりになっている。

 構成としてはThunderbolt 4(USB 4 Gen3)×2、USB3.2(Gen1)Type-A端子×1、HDMI入出力端子となっており、ごく最低限。

 必要最低限の端子を搭載し、ワイヤレスでのデータ伝送などを前提とした構成にするというのは、近年のノートパソコンのひとつの流れでもあるが、「富士通による」そういったタイプのノートパソコンという点はとても新鮮に感じられる。しかし、HDMI端子やTupe-A端子など、まだまだ仕事で利用することが多い端子をしっかり残しているのも、「富士通らしさ」といえるだろう。

 マット仕上げで中間色のボディーカラーを採用することで、道具としての上質さも演出されており、ミニマルテイストになりすぎていない。外観と機能のバランスがよく取れているモデルだ。

 それでいて、HDMI入出力端子は搭載しているので、外部ディスプレーに接続しての使用もできるという点は個性的でもある。

ディスプレーの発色は非常にいい

 ディスプレーの発色のよさ、輝度の高さなども、富士通らしい仕上がりだ。ベゼルは左右上部を狭く、下部を広めに取っており、開いたときのすっきり感も高評価できる。

キーボード部分もすっきりとした仕上がり

 キーボード側に目を向けると、こちらは、いつもの富士通製ノートパソコンとは印象が違っている。理由として大きいのは、キーボード上部のスペースのボタン類を電源ボタンのみと最小限にしていることだ。LIFEBOOK AHシリーズなど同社のほかのモデルは、ここにメニューキーやサポートキーなどを搭載し、ワンタッチで特定の機能を呼び出せるようにしてあった。

 それはそれで非常に便利なのだが、LIFEBOOK CH75/E3iconの洗練された印象を維持するためには、ここに何もレイアウトしない方が適しているとの判断なのだろう。

 左右上下キーのスペースを大きく開け、キーのサイズに余裕を持たせる設計などは残している。レイアウトは標準的な86キーで、キーピッチは19mm、ストロークは1.7mmと、打鍵感にもこだわっている。

 LIFEBOOK CH75/E3iconは、従来の富士通製ノートパソコンのセオリーから、いくつかの要素を排し、よりシンプルで洗練されたノートパソコンを目指したモデルだと評価できる。すっきりとした軽快な使用感やデザインを求める人は、ぜひオススメしたいマシンだ。

CPU Core i5-1135G7(最大4.20GHz)、4コア/8スレッド
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス
メモリー 8GB(デュアルチャネル)
ストレージ 256GB SSD
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット)、IGZOパネル
内蔵ドライブ -
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax)+Bluetooth 5.0
インターフェース Thunderbolt 4(USB 4 Gen3)×2、USB 3.2(Gen1)、HDMI入出力、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、SDカードスロット
サイズ/重量 およそ幅307×奥行207×高さ15.8mm/約988g
OS Windows 10 Home(64bit)

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