いつくるの? もうちょっと未来の話でしょ?
って思ってたんです、正直なところ。まぁ、2020年中にぼちぼち使えるようになればいいかなー。なんて思ってたんだけど、もう今週中には始まるっぽいよ。ドコモの5Gサービス。
本日、ドコモは5Gプレサービスの開始を発表しました。
あくまでも「プレ」サービスとなるので、本格稼働というわけではありませんが、2020年春に開始する5G商用サービスと同環境であり、28GHz帯の5G通信を日本で初めて開始し。対応エリアに対応端末が用意され、5G通信を実際に体験できるとしています。
ここで大事なのは「対応エリア」という点ですね。4Gが始まったときと同じように一気に全国に広まるのではなく、はじめの5Gはあくまでもスポット的です。
9月20日、ラグビーW杯やドコモショップで5Gプレサービス開始
さて、ではこの5G プレサービス、どこから始まるの?というと、9月20日のラグビーワールドカップ。
全国8会場のスタジアムと、ドコモが主催するビューイング会場で、試合を多視点で同時視聴できる「マルチアングル視聴」「ライブビューイング」といった新しい観戦スタイルを楽しめるとしています。
こちらがその多視点観戦。
この端末はなんぞや?ってのはさておき、スマホの画面をタップすることで、スタジアム視点と審判視点、ピッチ視点を自分の意思で切り替えて観られます。選手名をタップすると、選手の詳細なデータも表示されるというしくみ。
9月20日では、各会場のスタジアムやライブビューイング会場では、実際に5G回線とこうしたドコモが用意する5G端末を使って多視点観戦が楽しめるそうな。自分の見たい視点で楽しめて、ゲームへの理解度がさらに高まるんじゃないかな? 実際、「スクールウォーズ」くらいしかラグビー知識のない僕ですが、スタジアム行って見てみたい!って思ったし!
この他にも9月20日からは以下4箇所のドコモショップにて5G体験ができるように。
・ドコモショップ五反田店(d garden五反田店)
・ドコモショップ丸の内店
・ドコモショップグランフロント大阪店
・ドコモスマートフォンラウンジ名古屋
店舗では5G端末や「Magic Leap One」を使ったXRコンテンツ体験を楽しめますよ。これだけでもかなり魅力的かも? ちなみに、メガネの人はコンタクトで臨んだほうが良いと思います。
スマホ端末はプロトタイプ3機種が登場
こちらは「Xperia 1」をさらに伸ばしたようなソニー製5Gスマホ。ミリ波対応、Sub6対応。長い。とにかく長い。ほとんど板チョコ。
脱着式のサブ画面を備えた「LG V50 ThinQ」の5G版らしきスマホ。ミリ波非対応、Sub6対応。2画面で情報量が多くて、ライブ観戦向けかも? 5G抜きにしても欲しい!
背面の仕上げが美しい「Galaxy S10 5G」らしきスマホ。ミリ波対応、Sub6対応。
これらのスマホに加え、シャープから5G対応データ通信端末が発表されていました。プレサービスの間は、対応エリアではこれらの端末が貸し出されて5Gを楽しめるようですよ。
5Gはどう広まっていく?NTTドコモの5G展開
さて、では「プレ」後のことも気になりますよね。
いつころから5Gが広まっていくの? これに関しても語られていました。ひとまず商用サービスが開始する(2020年春)までの間に、一部のドコモショップをはじめ、ドコモ5Gオープンラボ、一部のスタジアム、駅、空港などへと順次対応。
そして、2020年6月末までに基地局を47都道府県へ展開。その1年後には全国で1万局を目指して展開していくようです。
2020年オリンピックには、各都道府県の会場でライブビューイングを楽しめるようになっている…かも!
5G、まだまだ未来の話なんだろうなぁ…。なんて漠然と思ってたんだけど、未来って意外とすぐ近く。「5th Generation」の次世代通信による新しい体験は、気がつけばもうちょっと手を…いや、足を伸ばせば、体験できる距離まで近づいてきています。
Source: NTTドコモ
2019-09-18 09:00:00Z
https://www.gizmodo.jp/2019/09/docomo-5g-prestart.html
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