日本マクドナルドは10日、10月から持ち帰りと店内飲食の税込み価格をそろえると発表した。消費税の引き上げで店内飲食は10%、持ち帰りには軽減税率で8%の税率が適用される。「マクドナルド」では7割の商品で税込み価格を据え置き、3割の商品の税込み価格を10円上げる。10円単位の価格設定を維持しながら、店頭作業や消費者の混乱を避ける目的だ。
主要メニューでは「ビッグマック」(税込み390円)、平日昼の「バリューランチ」(550~600円)などは本体価格を引き下げて、税込み価格を据え置く。一方で、現在100円のハンバーガーは110円に、130円のチーズバーガーは140円に引き上げる。販売数量を加味して「全体的に税抜き価格を引き上げないように設定した」(同社)としている。
10月以降の価格設定を巡っては大手飲食チェーンによって判断が分かれている。「すき家」や「松屋」はマクドナルドと同様に店内外で税込み価格を統一。一方で「モスバーガー」「スターバックスコーヒー」などは本体価格を据え置き、店内外で別の税込み価格にする。
2019-09-10 06:16:00Z
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49622120Q9A910C1000000/
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