新型コロナウイルスにより学校が臨時休校となったことが、子どもたちに与えた影響について、兵庫県教育委員会の調査結果がまとまりました。
自宅で子どもだけで過ごしたり、ゲームをして過ごしたりする時間が多かったことがわかり、教育委員会は生活や学習面でのフォローが必要だとしています。
兵庫県教育委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大で小中学校がことし３月からおよそ３か月間臨時休校となったことが、子どもたちの生活や学力にどのような影響を与えたか、大規模な調査を行いました。
調査は、抽出した小学５年生と６年生の児童と中学の全学年の生徒、あわせておよそ１万４０００人を対象に、アンケートや学力テスト形式で行われました。
この中で、臨時休校中の朝から昼にかけて、誰と過ごしていたか聞いたところ、小学生は２０.５％、中学生は３０.１％が「子どもだけ」と答えました。
勉強以外にしていたことで最も多かったのは「ゲーム」と答えたのは、小学生ではおよそ３割に上りました。
国語と算数の学力テストは、小学生で５年前の同様のテストよりも正答率を下回った問題が多く、兵庫県教育委員会は、「授業の遅れを取り戻すため、復習などに十分な時間を取ることができなかったのが原因と考えられる」としています。
教育委員会は結果をさらに分析し、児童・生徒の生活や学習面でのフォローを進めたいとしています。
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December 07, 2020 at 07:08AM
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臨時休校の子どもへの影響を調査｜NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp
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