この金属部分にも注目!
ワイヤレスヘッドフォンがそう珍しくなくなってきた今日この頃、「そろそろデビューしてみようか」とか「新しいものを...」と思っている人がいたら、ちょっとユニークな特徴があるものに手を伸ばしてみると良いかもしれません。
業界でもいまだ少数のワイヤレス充電が可能なのが、マーシャルの新しいヘッドフォン「メジャー IV」。価格は、150ドル。ノイズキャンセリング機能なし、ヘッドフォンを装着しても外の世界との音の繋がりは途絶えません。穏やかな静寂が必要だという人には向いていないかもしれませんが、外の音はヘッドフォンから流れる音楽で吹き飛ばせるから大丈夫だという人は、メジャーIVの40mmドライバにお任せを。
派手で感度が良すぎることもあるタッチパネルコントロールの代わりにあるのが、右のイヤーカップにある金属ノブ。ジョイスティックのように回転させると、Bluetooth経由で接続されたソースデバイスの音量調整、再生コントロール、着信の応答/拒否ができます。
また、その隣にあるのが物理的なヘッドフォンケーブル用ジャック。これを使って友人と音楽を共有したり、充電用USB-Cポートを接続したりすることもできます。
とはいえ前述の通り、このヘッドフォンはワイヤレス充電が可能。マーシャルのロゴの後ろに隠れているワイヤレス充電コイルにより、Qi互換の充電パッドに置くだけで充電することができます。この利便性を知ってしまうと、もはやワイヤレス充電機能がないヘッドフォンがいまだ多数なのは不思議に思えてきます。
アクティブノイズキャンセリングがないため、長距離飛行で旅客機の騒音も見事にかき消してくれるヘッドフォンが欲しいという場合には、マーシャルメジャーIVは理想的ではないかもしれません。しかしそれと同時に、1度の充電で80時間以上のリスニング時間、さらに15分の急速充電(ワイヤレスまたはUSB-C経由)で最大15時間のバッテリー寿命が可能であることを考えると、旅行のお役立ちアイテムにもなるような...。たとえば、ソニーのWH-1000XM4は1度の充電で30時間持続します。
マーシャルの新しいヘッドフォン「メジャー IV」は、オーディオ愛好家たちが真っ先に選びたくなるヘッドフォン...となるかはわかりませんが、予算を重視する場合にはノイズキャンセリングと引き換えに優れたバッテリー寿命とワイヤレス充電の利便性を提供してくれるのがポイントとなりそうです。
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