Friday, September 11, 2020

【比較】Xbox Series XとSeries Sの違い・性能・価格を比較。発売・予約開始日まとめ - CoRRiENTE.top

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今月8日から9日にかけて、米Microsoftは次世代ハード 「Xbox Series S」 を発表し、その詳細スペックを発表した。

またこれらの発表と同時に、「Xbox Series X」 「Xbox Series S」 の発売日や価格、予約開始日についてもアナウンスした。

そこで当記事では、Microsoftから発表された情報を基に 「Xbox Series X」 「Xbox Series S」 の違いを比較してみた。また価格や予約開始日についても情報をまとめているため、どちらを購入しようか悩んでいる方はぜひ当記事をご覧になってご検討いただきたい。

本体デザイン・サイズ

「Xbox Series X」 「Xbox Series S」 の本体デザインとサイズを比べてみよう。

上記画像に写っているのは左がSeries X、右がSeries S。Series Sは従来の 「Xbox One/One S」 とやや似たような細長いデザインをしているのに対し、Series Xはより“箱”らしい直方体のデザインになった。

デザインで気になるところといえば、Series Sのみに存在する黒色の円。この部分には内部にファンが搭載されており、排熱用の通気口になっているものとみられる。ちなみに、Sereis Xには同じような通気口は存在しない。

本体カラーはSeries Xが黒なのに対し、Series Sは白が採用されているため、ひと目でどちらのモデルなのかが分かりやすくなっている。付属してくるコントローラーも本体と同じカラーが採用されている。

上記画像はSeries XとSeries Sの本体サイズを比較したもの。Series SがSeries Xに比べて60%コンパクト、かつXboxシリーズで過去最小と紹介されている。Series Xのサイズは幅151×奥行151×高さ301mmで、Series Sは画像を見る限り幅がSeries Xとほぼ同じであることから、奥行と高さがコンパクトになっているものと思われる。

ちなみに、両モデルは縦置き・横置きのどちらにも対応している。置き場所を考える際にはぜひ縦置きだけでなく横置きも検討してみていただきたい。

モックアップでデザインを比較

現地時間9月10日、海外メディアGameSpotがSeries XとSeries Sのモックアップの写真を公開した。モックアップはMicrosoftから送られたものであり、実際のサイズと同じになっているという。

上記が掲載された比較写真。記事を執筆したMichael Higham氏によると、Series Sは垂直に立てた状態だとSeries Xよりも少し高さが低く、とても薄くなっていることが分かったという。Series SがSeries Xよりも60%小さいというのは事実のようだ。

また、Michael Higham氏は前面と背面に搭載されている外部ポートやボタンについても紹介している。

  Xbox Series X Xbox Series S
前面
  • USB 3.0ポート
  • 電源ボタン
  • ワイヤレス接続同期ボタン
  • 光学ディスクドライブ
  • USB 3.0ポート
  • 電源ボタン
  • ワイヤレス接続同期ボタン
背面
  • USB 3.0ポート x2
  • イーサネットポート
  • 電源ソケット
  • HDMI x1
  • 拡張ストレージ用スロット
  • USB 3.0ポート x2
  • イーサネットポート
  • 電源ソケット
  • HDMI x1
  • 拡張ストレージ用スロット

両モデルとも搭載されている外部ポートやボタンは同じだが、配置レイアウトは異なる。また、光学ディスクドライブはSeries Xのみが搭載している。

CPU

Xbox Series X

「Xbox Series X/S」 にはどちらも8コアの 「AMD Zen 2 CPU」 が採用されている。ただし動作周波数が微妙に異なっており、Series Xが3.8GHz、Series Sが3.6GHzとなっている。また、SMT(同時マルチスレッディング)使用時の動作周波数もSeries Xが3.6GHzなのに対し、Series Sは3.4GHzに抑えられている。

  Xbox Series X Xbox Series S
CPU AMD Zen 2 CPU(8コア/3.8GHz)
SMT使用時:3.6GHz
AMD Zen 2 CPU(8コア/3.6GHz)
SMT使用時:3.4GHz

とはいえ、CPUは性能が近いものが搭載されており、Series XとSeries Sはほぼ同じパフォーマンスを備えているとMicrosoftは説明しているため、実際のゲーム体験にはほぼ影響がないものと考えられる。

グラフィック

GPUはどちらも 「AMD RDNA 2 GPU」 が搭載されているが、CU(コンピュートユニット)の数がSeries Xが53、Series Sが20と大きく異なっている。これにより、ゲームのパフォーマンスの目安となるGPUパワーはSeries Xが12.15TFLOPSなのに対し、Series Sは4TFLOPSに抑えられている。

この違いはターゲットとしている解像度が両モデルで大きく異なることに理由がある。Series Xは真の4K@60fps(最大120fps)、最大8Kの解像度に対応しているのに対し、Series Sは1440p@60fps(最大120fps)で、4Kはアップスケールでの対応となっている。映像を出力する上でGPU性能が特に重要になるため、各々がターゲットとしている解像度に合わせたGPUが搭載されていると考えられるだろう。

  Xbox Series X Xbox Series S
GPU AMD RDNA 2 GPU
・52CUs@1.825GHz
・12.15 TFLOPS
AMD RDNA 2 GPU
・20CUs@1.565GHz
・4 TFLOPS
解像度 4K@60fps(最大120fps)
最大8Kまで対応
1440p@60fps(最大120fps)
4K対応(アップスケール)

これらを考慮すると、4Kなど高画質でゲームをプレイしたい場合はSeries X、特に解像度を重視しないのであればSeries Sを選ぶべきだと言える。高解像度でゲームを遊ぶにはその解像度に対応したディスプレイも必要になるため、自分がゲームをプレイする環境もどちらを購入するかに関係してくるはずだ。

  Xbox Series X Xbox Series S
リアルタイムレイトレーシング

ちなみに、リアルタイムレイトレーシングは両モデルが対応することがアナウンスされている。

メモリ

CPU・GPUと同様、メモリにも違いが設けられている。Series Xは16GB(10GB+6GB)なのに対し、Series Sは10GB(8GB+2GB)。

  Xbox Series X Xbox Series S
RAM 16GB GDDR6 RAM
(10GB+6GB)
10GB GDDR6 RAM
(8GB+2GB)

このメモリ容量の違いがどれほどの影響を及ぼすのかは現時点では不明だが、MicrosoftはSeries XとSeries Sの両モデルが同じくらいのパフォーマンスを提供するとアナウンスしていることから、メモリもCPUと同様、ゲームパフォーマンスについては大きな差はないものと考えられる。

内蔵ストレージ

内蔵ストレージはSeries Xが1TB SSD、Series Sが512GB SSDで、読み込み・書き込み速度はどちらも同じ。単純に保存できるデータ容量が多いか少ないかとなる。

  Xbox Series X Xbox Series S
ストレージ 1TB PCle Gen 4 NVME SSD
2.4GB/sec uncompressed
4.8GB/sec compressed
512GB PCle Gen 4 NVME SSD
2.4GB/sec uncompressed
4.8GB/sec compressed
拡張ストレージ (別売) 1TB Expansion Card (Seagate製) 1TB Expansion Card (Seagate製)

1TBの拡張カード

とにかく多くのデータを保存しておきたいのであれば迷わずSeries Xを選ぶべきだが、Series Sでも拡張カード (別売, Seagate製) により1TB分の容量を増やすことができるようになっている。もし現時点でどれほどのゲームをプレイするか判断できないなら、まずはSeries Sを購入するのもありだ。

ただし、最近は各ゲームのデータ容量も大きくなってきているため、なるべくは容量の多いSeries Xを選ぶことを筆者としてはオススメしたい。

光学ディスクドライブの有無

Series XとSeries Sの大きな違いのひとつとも言えるのが、光学ディスクドライブの有無。Series Xは4K UHD Blu-rayに対応した光学ディスクドライブが搭載されるのに対し、Series Sは非搭載。ディスクを挿入してゲームを遊べるのはSeries Xのみということになる。

  Xbox Series X Xbox Series S
光学ディスクドライブ ×

最近は 「Xbox Game Pass」 の提供により、新作タイトルを含む多数のゲームを自由にダウンロードして遊べるようになっているため、ゲームディスクが不要だという方も多い。ダウンロード版のみを遊ぶ予定なら、Series Sでも問題ないだろう。

ただ、XboxをBlu-ray再生機器として使う予定なのであれば、必然的にSeries Xを購入するしかないため、その点は注意が必要だ。

価格・発売日・予約開始日まとめ

最後に 「Xbox Series X/S」 の価格・発売日・予約開始日について。海外での発売についてはもちろんだが、すでに日本マイクロソフトから日本での発売に関する情報が発表されている。

日本での価格はSeries Xが49,980円、Series Sが32,980円(いずれも税別)で、発売日は米国などのTier1地域と同じく2020年11月10日。予約開始日は海外よりも少し遅い9月25日を予定している。

Xbox Series S

発売日
海外:2020年11月10日
日本:2020年11月10日

予約開始日
海外:2020年9月22日
日本:2020年9月25日

価格
海外:299ドル
日本:32,980円(税別)

Xbox Series X

発売日
海外:2020年11月10日
日本:2020年11月10日

予約開始日
海外:2020年9月22日
日本:2020年9月25日

価格
海外:499ドル
日本:49,980円(税別)

予約はMicrosoft公式ストアのほか、AmazonなどのECサイトや家電量販店などでも開始されるものとみられる。予約リンクは判明次第追記していく予定だ。

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