そんな、鬼殺隊の敵“鬼”に焦点を当てて“鬼”の特徴や魅力、アニメでの見どころを大ボリュームでご紹介!
今回は、よりインパクトが強い“鬼”を紹介。原作者・吾峠呼世晴も「20回観た」と語る十二鬼月との戦いや、全ての鬼を生み出した元凶である鬼舞辻無惨についても振り返っていく。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』ビジュアル
原作は、シリーズ累計発行部数8,000万部を突破した吾峠呼世晴による同名コミック。
2019年4月にTVアニメ化を果たすと、人と鬼の切ない物語、躍動感ある剣戟、個性豊かなキャラクターたちが人気を博した。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』では、TVアニメ最終話で描かれた無限列車に乗り込むシーンから繋がる物語が描かれる。
平成から令和へ移り変わり!「年号がァ!」も話題になった【手鬼】
鬼殺隊の剣士を育成する育手・鱗滝左近次の元で修業を積んだ炭治郎は、入隊のための“最終選別”へ向かう。そこで遭遇するのが、鱗滝にとらえられ、長年試験会場である山に閉じ込められていることに深い恨みを持つ【手鬼】。
手鬼(声:子安武人)
鬼は、人間を食べた分だけ強くなることができ、手鬼は鱗滝がこれまで育ててきた弟子や、数々の受験者を喰らってきた。巨大な身体と、体中から生えた多数の伸縮する腕を持つ強敵だ。
この戦いでは、江戸時代から47年にも渡って山に捕らえられた手鬼が、炭治郎に「今は大正時代だ」と答えられ、「年号がァ!! 年号が変わっている!!」と言うセリフも話題に。というのも、劇中だけでなく、放送時の昨年4月から5月にかけては、ちょうど平成から令和に移り変わるタイミング。手鬼のセリフがTシャツやタオルなどでグッズ化もされ、作品と現実のリンクにも注目が集まった。
手鬼を演じたのは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのディオ役などで知られる子安武人。主人公に立ちはだかる敵役ながら、ファンに愛されるキャラクターを演じることの多い子安の演技で、手鬼の魅力が引き出され、SNSを中心に大きな話題となった。
原作者・吾峠呼世晴も何度も観た! 那田蜘蛛山で遂に“十二鬼月“と激突!
TVアニメでも神回と話題になり、原作者・吾峠呼世晴も「20回観た」と語るのが、19話を含む那田蜘蛛山編。
※放送は終了しています【吾峠先生よりコメント到着!!】
いよいよ明日より順次放送開始となる、那田蜘蛛山での戦いのクライマックス・第19話「ヒノカミ」。
なんと「鬼滅の刃」原作者の吾峠呼世晴先生よりコメントと描き下ろしカットをいただきました!第19話は8/10(土)23時30分より放送!ぜひお楽しみに!#鬼滅の刃 pic.twitter.com/xRkGas1m82
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) August 9, 2019
鬼舞辻の直属の配下である精鋭の鬼“十二鬼月”の下弦の伍である【累】と、その仲間である疑似家族が支配している。炭治郎が以前戦った響凱も、以前は十二鬼月の一人だったが、強くなれずにその座を下ろされてしまっている。累は正真正銘の十二鬼月ということで、その強さもこれまでの鬼とは桁違い。
炭治郎が、追い込まれる中で最後の最後に使うことのできた“ヒノカミ神楽”、そして遂に覚醒した禰豆子による、自らの血を爆発させる血鬼術“爆血”により、何とか累に勝利したかに思えたが…。
那田蜘蛛山編で累の声を演じるのが、『ハイキュー!!』月島蛍役などで知られる内山昂輝のほか、累の“兄”に『NARUTO』シリーズのシカマル役の声を担当する森久保祥太郎など、こちらも豪華キャストが集結した。
『鬼滅の刃』蜘蛛の鬼の擬似家族
10月17日には、アニメ第15話~第21話で構成された「那田蜘蛛山編」が土曜プレミアムにて放送される。
全ての元凶【鬼舞辻無惨】
鬼舞辻無惨(声:関俊彦)
炭治郎は、全ての鬼を生み出した元凶であり、自分の家族を殺し、禰豆子を鬼にしたのが【鬼舞辻無惨】だったということを知る。普段は人間に紛れて、その姿を変えながら生きており、TVアニメ最終話では、女性の姿でも登場した。
鬼舞辻無惨(女性)(声:関俊彦)
その冷酷さは、鬼ですら恐れおののくほどで、下弦の鬼たちもあっという間に手にかけた。また、鬼たちを絶対服従させる呪いをかけており、彼らの思考まで読むことが出来るほどの力を持っている。長らく鬼殺隊からは逃げおおせてきたが、匂いによって自分を見つけ出した炭治郎を強く警戒している。
鬼舞辻の声を演じているのは、関俊彦。『NARUTO』のうみのイルカ役や、『最遊記』の玄奘三蔵役、『キルラキル』の鮮血役など様々な役柄を演じてきたベテラン声優で、氷のように冷たい声の演技で、鬼舞辻の恐ろしさがより際立っている。
次回は、珠世、愈史郎ら無惨に抗う鬼たちに加え、最新作“無限列車”で激闘を繰り広げる魘夢の姿もご紹介。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、10月16日より全国の劇場にて公開。
公開日:10月16日(金)全国公開
TVアニメBlu-ray&DVD第1巻~第11巻発売中
【スタッフ】
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸・梶山庸子・菊池美花
プロップデザイン:小山将治
コンセプトアート:衛藤功二・矢中勝・樺澤侑里
撮影監督:寺尾優一
3D 監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子
編集:神野学
音楽:梶浦由記・椎名豪
主題歌:LiSA「炎」(SACRA MUSIC)
アニメーション制作:ufotable
配給:東宝・アニプレックス
【キャスト】
竈門炭治郎(かまど・たんじろう):花江夏樹
竈門禰豆子(かまど・ねずこ)※1:鬼頭明里
我妻善逸(あがつま・ぜんいつ):下野紘
嘴平伊之助(はしびら・いのすけ):松岡禎丞
煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)※2:日野聡
魘夢(下弦の壱)(えんむ・かげんのいち):平川大輔
※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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