日本製鉄(5401)は1日、国内各地の製鉄所を再編すると発表した。子会社の日鉄日新製鋼を含めて全国にある製鉄所や製造所を6製鉄所に統合する。2020年4月に実施する予定。組織を統合することで、業務運営の効率化や人材基盤の強化、技術やノウハウの工場を図り、製鉄所の競争力強化につなげる。
鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)と君津製鉄所(千葉県君津市)などを統合し「東日本製鉄所」とするほか、広畑製鉄所(兵庫県姫路市)と日鉄日新製鋼の呉製鉄所(広島県呉市)などを統合して「瀬戸内製鉄所」とする。八幡製鉄所や大分製鉄所などを統合して「九州製鉄所」に改める。
同日記者会見した宮本勝弘副社長は「業務運営の効率化や技術・ノウハウの向上などソフト面を強化することが一番のポイントだ」としたうえで、将来的な生産能力の削減について「最適生産体制の追求を検討しており、必要なものがあれば発表していく」と述べた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2019-11-01 07:30:22Z
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL01HR5_R01C19A1000000/
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