野村ホールディングス(HD)は9日、イタリアのミラノ刑事裁判所が英国子会社ノムラ・インターナショナルに対し、345万ユーロ(約4億円)の罰金と8800万ユーロ(約106億円)の利益を没収する判決を言い渡したと発表した。
野村HDによると、英子会社が2009年にイタリア大手のモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行と行った取引を巡り、英子会社の元役員と元職員が同行の不正会計や相場操縦に関与したとして、有罪判決を受けたことに伴うものだという。
野村HDは「判決の内容を十分に精査し、控訴を含めた対応を検討する」とのコメントを発表した。全ての上訴手続きが終わるまで強制執行はされず、2020年3月期連結業績への影響は軽微としている。
2019-11-09 08:56:00Z
https://www.sankei.com/economy/news/191109/ecn1911090015-n1.html
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